梅雨明けしてからでいいやと梅雨明け待ちしてたらまさかの梅雨明け後もずっと天候不良で
前回の御在所登山から既に2ヶ月強。富士登山は延期したんで、んじゃまずはここだろうと。
名古屋から最も手軽にトライ出来る3000m峰御嶽山でございます。
スノボ時代に何度か行ってますがまさか登山目的で舞い戻って来る事になるとはね。
御嶽山は濁河ルートがオススメらしいんですが、今回は富士山ご来光登山のシュミレーションの為
ルートが明瞭でナイトハイクも容易らしい田の原の王滝口からのご来光登山に決定。
このルートは標高差は900m程度、登山道も明瞭で短く非常にハードルの低い高山でございます。
5月に登った伊吹山の方が標高差も往復距離も余裕で上回ってます。
標高差と往復距離のみの比較なら御在所岳の裏道ルート往復と非常に近いんじゃないでしょうか。
国内外天気サイト色々見てるともう予想バラバラで混乱しちゃうんですが
今回は標高別で天候状況確認出来るこちらのmountain-forecast.comを信じて急遽敢行。
前日がまとまった雨だった後の晴天予想なんでモックモク雲海出現確率も相当高いと踏んで。
彼女はこの日既に予定入ってたんでソロで行って参りました。
ルート明瞭とは言え初心者がソロで3000m峰ナイトハイク・・・。

名古屋を20時半過ぎに出発、今回はアクア初運転って事でハイブリッドカー用の運転ってのを
色々試しながらだったんでちょいと時間かかってますがオール下道4h弱0時半頃に田の原口到着。
山のように上り下りが極端な道ではハイブリッドのメリットは下りにしか発揮されない模様。
蓄電バッテリー積んで重くなってるから当然ですか。高速でも100km超だと燃費イマイチらしいっすね。
**モニターの燃費計算とかまだ分からずメーターの目盛の減りだけ見て割りと減ってる印象でしたが、
実際給油してみて14Lで大体元の位置に。走行距離350kmなんで燃費はおよそ25km/Lですか。
いやはや流石のハイブリッドカーでございました。私のエコドライブも効いたかな?
往路ではエアコンは最初のうちだけ使用、帰路では猛暑でフル使用でした。
この時間ですが登山口真ん前の駐車場は既に大量の車が!平日なのに!
でもこの時間から登るって人は少ないようで車中泊後明朝登山開始って方や小屋宿泊の方が多そう。
到着時には入山開始する人全然いなくて不安になりますが、夜食食ってマグボトル用に湯沸かして
勇気を振り絞って26時前に登山開始。後発に3組いたんで一人きりじゃなくて良かったです。
登山口は標高2180mで夜はかなり肌寒く、登山的には絶好の状況ですね。
私の非力な体力では山頂ご来光は確実に無理なんで8-9合目で見る予定で出発。
非力なくせに三脚やドリンク・食事類で装備重いんで身の程わきまえろって話なんですが
頑張って登ります。道中他のソロの方と何でこんな辛い事やってんでしょう?なんて話しつつ。
まぁ私の場合は睡眠以前に基礎体力が無いって話なんですが・・・。
行動着は登山前だと寒いですがベースレイヤー&Tシャツでスタート。グローブも無しで。
登山開始すりゃ体はすぐ温まりますからね。
道中ほぼ一人きりでのナイトハイクでしたがBD COSMO旧型55ルーメンで必要十分でした。
満天の星空!天の川的なものもくっきり!で高性能カメラ欲しくなっちゃう・・・。
マイカメラは撮像素子の小さいマイクロフォーサーズ系ミラーレスのGF2の為
夜景・星空撮影には弱いので、写真はいきなり4時過ぎの8-9合目での夜明け前。

三脚使用しての撮影&休憩。4:15前後。
停滞時は超寒いので防寒着のパタゴニアR2とダイソーグローブを着用。
ダイソーのじゃ寒かったんですがSEIRUSのはザックの底で取り出すの面倒だったんです。
ボトムも機能性タイツとショーツでは停滞時には寒かったですが我慢出来るレベル。
夏山でも高山ナイトハイクなら彼女にはロングパンツ導入は必須だなと思ったです。
撮影&休憩終了後もR2は着たまま行動してましたがすぐ暑くなるので
ザックにくくりつけてすぐ対応出来る状態にして脱いだり着たりを繰り返しました。
防寒着としてR2は大変優秀だと思いますが行動着ミッドレイヤーとしてより最適なの1枚欲しいな。
薄手のユニクロエアテックフリースの方がもしかしたらベターだったかもしれませんね。

日の出時刻頃でしょうか?4:46。日の出ポイントには雲かかっててご来光は?な感じかも。
私のいた所では微妙に稜線に隠れてる感じではっきり分かりませんでしたが。
右手モックモクの積乱雲?のみに日が当たりナイスアクセント。

もうちょっと登った所で5時過ぎにご来光確認。
雲のせいで大分太陽光強くなってからのご来光だったっぽいっすね。

BOREAS越しに登山口を望む。5:10。
私のエントリーからボレアス購入してくれた方がセール効果のおかげもあってか沢山おられて
ボレアス推ししてきた身としては大変嬉しいです。
撮影したり休憩したりで相変わらずゆっくり登ってましたが誰も登ってこないです。
深夜~早朝は割りと最高な状況だったのに。
深夜からの登山開始だと、明るくなって視界が開けてきた時の感動は中々のものですね。

CT2h40mですから50分押し3h30強の5:30王滝頂上到着。快晴で苦労も報われます。
ありがとう!信じてよかった!mountain forecast!!
王滝頂上過ぎのベンチ的な場所で噴煙見ながら朝食のドーナツ軽く食べて休憩。
続いては剣ヶ峰山頂目指します。

剣ヶ峰に向かう途中からの神々しいワンシーン。

うーん高山からの景色最高だな♪非力すぎで登山の辛さにはウンザリしてるけど報われる。

王滝頂上方面を振り返る。

王滝頂上から軽食休憩込み50分で山頂への階段前に到着。CT3hですから90分押し・・・ノーパワー笑
まぁね、三脚準備したりレンズ交換したりで時間かかりますからね。
・・・・・・・・。
でもノーパワーでもちゃんとたどり着けるんだからいいもん。
まぁパワーありゃお鉢巡りもしてもっと色々見られるんですけどね。


日本一標高の高い池らしい二の池とモックモクの雲海♪
奥に頭出してるのが乗鞍で更にその奥の北アルプス群は雲に隠れてるって認識で宜しいでしょうか?
そしてアイツもチラリズムで。

標準ズームレンズなんでこれが限界。デジタルズーム使うと画像荒くなっちゃうんで。

中央アルプス越しにチラリズム発揮してくれてる富士山。
中央アルプスつってもどれがどれだか全く分からない初心者ですみません。

最初は早朝到着だし時間に余裕あるからお鉢巡りもしとこうかな♪
なんて甘ったれた事考えてて重ね重ねすみませんでした。剣ヶ峰山頂満喫した後は即刻下山選択。
奥には白山が綺麗に見えてました(同時刻帯出発のナイスミドル氏談)
多分小屋泊された方々がご来光見終えてお鉢巡り始めてるのも小さく写りこんでます。
で、下山開始した途端に剣ヶ峰山頂はガスってきちゃいまして

ものの数分でこの有様。危ない所だったぜ。

私がまるで鬼のような形相で登ってくるので御嶽の神様が気遣ってくれたのかな。
一方その頃、王滝口からこのように続々登ってくる人たちが目にする王滝頂上は

こんな感じだったのでまだまだ期待に胸膨らませて登られてた事でしょう。(写真は9合目辺りですが)

残念ながら10時にはこんな有様でしたが(下山後駐車場から)
深夜の登り時には全く悩まされなかった虫さん達が下山時には元気モリモリで活動されてましたね。

晴天狙いの高山登山ってほんと難しいなと思ったです。
こちらが王滝-田の原登山口。駐車場とトイレ併設で本当にありがたいです。


帰りは王滝の湯が平日臨時営業開始してたんで寄りたかったんですが
12時オープンの為余りにも待ち時間が長すぎるので却下。
登山口トイレでメンソール系でかウェットティッシュで体しっかり拭いてから着替えて帰路に。
道中の中津川パンブティック ピエニュで彼女のお土産にパン数点購入し、
途中道の駅で短時間気絶しながら15時頃には帰宅。洗濯機回してる途中から爆睡に。
疲労困憊でパンの写真一切撮ること無く全部食べちゃいましたが美味しかったです。
高山(コウザンではなくタカヤマ)のトラン・ブルーって超絶有名店で修行されてた方のお店。
と、長々お付き合い頂きありがとうございました。
夏場でも高山夜間登山ならウェア類の装備は十分にしておく必要性を実感できて
ほんと良い富士ご来光登山のシュミレーションになりました。
3000m峰・寝ずの登山で高山病の心配も少ししてましたがNO対策で全く無問題だったのも収穫。
高山病リスクに対しては割りと安心出来るかも。
高山ですが距離短いコースなのでアミノバイタルは登り途中に一袋のみ。現在軽く筋肉痛。
最後にしつこく食事と装備についても。
食事は王滝頂上過ぎの休憩でドーナツ2つ、帰りに王滝頂上のベンチでおにぎり1個食べたのみで
持参したカップヌードルとお湯は無駄骨に。ホットコーヒーも飲まずこれも無駄骨に。
行動食では飴ちゃん・ソイジョイ・スポーツようかんを。ドリンクはスポーツドリンク500mlx3+お茶で
下山時にはスポーツドリンク1本とお茶それぞれちょいと残ってる程度でした。
装備記録。重量計ってませんが多分9kg前後じゃないかと思います。

上段左より
ファーストエイドキット、レインウェア(イスカのシュラフ付属のサックに)、ゲイター(家にあったフェルト袋に)
ペーパー&ウェットティッシュ・ヘッドランプ、マグカップセット、R2、ORビーニー、SEIRUS & ダイソーグローブ
(**R2はORドライディティサック3Lにギチギチで詰め込み、ビーニーとSEIRUSは2.5Lで余裕有り)
サコッシュ(行動食・メモ帳・マップ・虫除けスプレー・ゴミ袋等)、タオル&バンダナ、ペットボトル&マグボトル
折畳みシート、三脚
ソロだったんでストーブは駐車場での湯沸しのみで使用し携行せず。
保温マグにお湯600ml入れてカップヌードルとホットコーヒーに使用予定でした。
そのお湯は沸かしてから13h以上経過していた帰宅後でも熱々でした。やるなTIGERサハラマグ。
まぁ10h以上経過しても熱々だったのは、使うこと無く満タンのまま持って帰ってきたからでしょうが。
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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/08/03(土) 04:37:36|
- 木曽御嶽山
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