KELTY GRAND MESA 2(3シーズン2人用自立型テント)

先日告知したように「登山への道」シリーズを開始したいと思います。
登山用品があらかた揃ってから始めようかと思っておりましたが、何せ一から始めるので
揃えなければならない道具も中々の量で全て揃ってからじゃやる気失せるなと思った次第で
全貌もまだ見えぬ中見切り発車していきたいと思います。
初回からいきなりテントでスタートするのも山屋の方たちからすりゃ
「こいつ山舐めてるな」って感じかと思いますが、本当にごめんなさい。
日本の山岳でのテント泊について色々調べました。
天候の不安定な日本の山岳風土にはメッシュテントは合わないだ、
寒冷な高地ではメッシュテントは厳しいだ、とメッシュテントには厳しい意見多数ですが
フルメッシュじゃなくハーフメッシュだしって何とか自分に言い聞かせ
あまりのコストパフォーマンスの高さにコレに決定。(本格派の人はこれ以上見ないでーごめんなさい)
U.L.ウルトラライト(コスト的な意味でですが)トレッカー目指してる私には最高の選択肢です。
(紅葉時期の涸沢等寒冷地での使用の際には防寒対策しっかりして臨む所存でございます。)
多分我々のテン泊で一番厳しい環境想定してるのが涸沢カール紅葉時期までですから
とにかく一度チャレンジしてみる価値ある値段ですし、寒けりゃ夏中心用テントって事で
あっさり切り替えます。あっさり切り替えられるような値段ですから。
アメリカでもCPの高さから非常に人気のモデルでレビューも軒並み高評価でございます。
こちらの兄弟?姉妹?モデルとなるSALIDA2が2011バックパッカーマガジンのエディターズチョイス
受賞していますから、こちらの高評価もまぁ当然でしょう。
メッシュタイプだからかSALIDA2と共に日本では全然人気なさそうな気配ではありますが。
SALIDAじゃなくGRAND MESAを選んだ理由は
フロアのバスタブ?って言うんでしょうか、非メッシュ部分がSALIDAより結構高い為、
風雨の吹き込みに対してGM2の方が有利かもっつー勝手な思い込みに依る所が大きかったです。
が、今思えばこのGMは1世代前のモデルだとトップ部分を始め、よりメッシュ部分が少なく
更に良さげだったんで旧モデル買っときゃよかったと少しだけ後悔しております。
あと、台形構造の短辺の長いほうが150cm近くあるのも非常に魅力的に感じましたね。
逆にSALIDAは長辺がGRAND MESAより長く、ドアも長辺側でGMより前室広そうで悩みましたが。
SALIDA2

GRAND MESA2(旧モデル)

あとこのビッグアグネスのリンクスパス2もいいんですけどね。

Big Agnes Lynx Pass2
お値段はGM2の1.5~2倍になりますが、メッシュ部分少ない上に室内も前室も広くて最高です。
しかしながらフロアーテントとフライシート、ポール、ペグにフットプリント足した重量は
多分2.7kg近くになるので厳しい感じです。体力持て余し系倹約派の方にはオススメします。
非力系倹約派の私は出来る限る軽量なのをチョイスしたいので残念ながらこれはスルー。
んで、私のGRAND MESA2のスペックですが、
フライは75D/ポリエステル、本体は68D/ポリエステルタフタ、フロア部分は68D/ポリエステル。
フロアーとフライの防水性能は1800mmと望ましいとされる1500mmはクリア。
シーム処理もしっかりされており安心。張り縄は短すぎるんでこれは交換予定。
ポールは軽量アルミのDACプレスフィットポールでフック吊り下げ方式。
フロアーとフライシート、ポールで1.8kg、+ペグ・張り網のフルセットで2.1kg弱と中々の数値。
倍の値段のモンベル クロノスドーム2(+ペグで2.45kg)よりは十分軽いです。凄いですねー。
オプションのフットプリント(グランドシート)を入れてクロノスドーム2よりまだ軽い2.35kg。
ペグを使用する状況はあまり無さそうなのでペグ除いた重量はフットプリント入れて2.1kg強とまずまず。
価格はこの重量で驚きの本体定価$139.95(米アマゾンにて$99.93およそ8300円程度)*$1=83円換算
フットプリント定価$34.95(米アマゾンにて$25およそ2075円程度)
同等サイズでコレより軽量な日本で人気のモデルは3-4万位当たり前ですから値段だけ見ると破格。
当テントスペックから重量-300g-400gだでここまで値段上がります。怖い世界です。
メッシュテントだからこそなんでしょうが、それでもこの値段でこの軽さは非常に魅力的でございます。
因みに人気のモンベル ステラリッジ2(定価40900円)を同条件で比較してみると1.7kg程度。
400gの差でお値段4倍です・・・(勿論モンベルのはテント剛性など最強レベルだと思いますが。)
サイズは以下の通り。

一人なら快適なサイズですが二人だと窮屈でしょうね。
でも2人用で短辺130cm前後が標準の山岳用テントからみれば十分な広さではあります。
慣れでしょうねこの辺は。
2013年の紅葉の涸沢カールテント泊に向けて早くこのテントをテストしたい所ですが
実際に山で使用するのは夏山スタートする半年後までお預けです。
(ってかまずは低山日帰り登山だろ!って今皆さんに突っ込まれた気がします)
それまでしっかり山の事勉強しようと思っております。よろしくお願いします!
太平洋を遠く渡りファーイーストにて開封の儀を終えた我がテント。


太平洋を遠く渡りファーイーストにて立てられた我がテント。

グレーx若草色の配色にオレンジのロゴが映えてオシャレですねー。
そもそもグリーンxグレーの配色パターン自体が大好きなんですよね私。

私はお金ケチってレアなテント購入しましたが
一般的には日本の山岳気候に最適化された日本メーカーのモンベルやアライテント、プロモンテがベター。
豊富な実績で信頼性高く、軽量且つインナーはノーメッシュで3シーズン寒冷時期にも安心。
若干割安なのが売りのステラリッジ、メッシュインナー等豊富なオプションが売りのライズシリーズ、
長辺側ドアが売りのプロモンテ(2人用で短辺120cmと上記より10cm狭いのが残念)といった感じでしょうか。
モンベル ステラリッジ 1&2
アライテント ライペン エアライズ 1&2
ライペン トレックライズは若干重くなりますが広々&出入口長辺側でゆとりあるテント生活
プロモンテ VL15&25
お得なセット販売も
日本で割安に山岳用テント狙うなら登山ショップオクトスのオリジナルでしょう。
上記定番山岳テントより重めの2kg弱になりますがお値段6割程、
作りはプロモンテVLシリーズと酷似していてレビューも大変高評価で安心感有り。
一人用・二人用・セット(+フットプリント・コンプレッションバッグ)
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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2012/12/26(水) 03:48:59|
- テント
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