ウォーミングアップの猿投山に続いて今年初の本格的登山は、琵琶湖と伊吹山に隣接する
鈴鹿山脈最北端の霊仙山1094mをちょいとハードめとなる西南尾根周回ルートで行ってまいりました。
朝5時45分に自宅出発、R22-R21で醒ヶ井駅前左折し県道17で醒ヶ井養鱒場方面へ、
養鱒場超えそのまましばらく進んで榑ヶ畑登山口に8時前には到着。
養鱒場過ぎからは道幅かなり狭くなるので運転にはご注意を。
登山口駐車場は10台弱程度のスペースで満車時は路肩駐車の模様。
とは言ってもただでさえ狭い道ですから路肩駐車とか全力でブルーになりそうな感じですし
土日のここは駐車大変っぽいですね。平日派で良かったなと胸を撫で下ろしつつ8時10分にスタート。
ちょいと見切れてますが案内図右上側をグルっと周ります。案内図のコースタイムだと350分なのかな?
20分で汗拭峠通過。周回では落合ルートからここに戻ってくることになります。
榑ヶ畑登山口から霊仙山への登山道はよく整備されたルートで出だしには丁寧な経路表示あり、
以降は山頂まで明瞭に赤テープが貼られているので安心。
今回は極力トレッキングポール使用せずアミノバイタルも一袋のみに留めちょいと鍛えます。
5合目でアミノバイタル補給(西南尾根~激下り用にもう一袋用意しとけばベターでしたな)
7合目からはご覧のような低山らしからぬ山域が広がり緩やかな登山道に。嬉しい!
私は先日購入のBOREAS MUIRWOODS30新色投入。
9合目手前のここをひと頑張りして9合目に到着すると
経塚山山頂となる霊仙山9合目からはモヤってますが奥手に伊吹山がどーんと対峙。ここまで2時間。
9合目からの山頂方面ですが、右が山頂で左が最高地点となります。謎。
まずは右の山頂を目指します。
V字谷を一旦ちょいと下ってからの登りになりますんでへこたれず頑張りましょう。
約2.5h弱のほぼコースタイム通りで山頂到着~。大分人並みに登れるようになってきたかな。
奥には琵琶湖が広がり画面外右手には伊吹山も対峙し壮大なんですが、
モヤり気味&カメラの腕も無いんで写真ではこの景観の素晴らしさ伝えられないのが残念。
それにしても霊仙山最高じゃないですか!
こちらが1094mの最高点?
周回のため最高点から西南尾根へと向かいます。
低山らしからぬ尾根道でガレガレな岩場なんかも通過していきますが巻き道もあります。
ただ割りと踏み跡が広範に付いているので踏み跡だけじゃなく尾根を確認しつつ注意深く歩きます。
流石GW明けすぐの平日だったからでしょうか?
山頂迄ではチラホラ程度は登山者見かけましたが私達の時間帯で西南尾根周回をする人は全く見られず
尚更注意深く。初めての場所でその上一部不明瞭なルート部分もありますからね。
そして登山口から3時間20分で近江展望台に到着。
鈴鹿山脈~琵琶湖を見渡せるほぼ360度パノラマビューが人気のこちら。
こちらでのんびり昼食取る予定でしたが周辺は割りと狭く虫も沢山飛んでたんで
ちょいと下った急坂手前の開けた場所まで降りて昼食。
展望台でチルアウトするためにヘクサライトも担いでまいりました。
マメな方たちならランチ内容にも拘ってお洒落な極上山上ランチとなるんでしょうが
ズボラな私達はいつも通りのカップ麺とおにぎりなんでランチ写真は一々アップしませんよ。
この日は風も気温も穏やかっつー絶好の天候でのんびりチルアウト出来て良かったです。
まぁ休んでると最初は見かけなかった虫さんたちもわざわざこちら迄顔見せにきてくれるんですが・・。
彼女もおニュー投入。
日本未発売のNORTHFACEサミットシリーズのペラペラ超軽量ウィンドブレーカー
VERTO JACKET/FIRE BRICK RED/83g
がアマゾンでXSのみですが何故か今春モデルが既にアメリカ定価の半額近くになってて思わず購入。
ほんとはPATAGONIA HOUDINI買う予定だったんですが、何せ6000円以下で買えちゃったんで・・・。
登山靴も外国人仕様なワイズの細さからか?セール価格でも中々売り切れずに残ってる
GARMONT VETTA MNT GTX
このモデルはチャイナMADEでガルモントの中ではただでさえ定価安めなんですが更に40%オフ。
外国人並みの足型であるDワイズの彼女には目論見通りピッタリだったようで一安心。
履き心地もとにかく最高らしいんで細ワイズの方にはコストパフォーマンス高い登山靴かもです。
VETTAにはシャンクがかなり硬めの高山向きなモデルもあるんですが、カチカチすぎるソールは
彼女には不要って事でこちらのミッドシャンクのノーマルVETTAをチョイスしております。
登山靴に関しては経験もないうちからベターな靴にたどり着くのは難しいと思い
彼女の最初の登山靴としては新古品状態のモンベル タイオガブーツを格安入手していたんですが
それで1年経験積んでからの品定めはバッチリだったようです。
で、1時間以上の昼食休憩の間も完全なる独占状況で
のんびりと山上チルアウトをかましてから眼前の激下りへ。
滑りやすい赤土とザレた部分もある岩場が混在する激下りは評判通りのシーキビさでありました。
ボチボチの距離歩いてきてからのこれですからね。逆周りでの登りもかなりキツそう・・。
激下りポイントを下から見上げるとこんな感じ。
ちゃんとした靴履いてないとここは厳しいかと思います。
この激下りで私はヘロヘロになりこの先からトレッキングポール導入。
彼女は結局最後まで未使用・・・。
私は激下り後急激にヘロヘロになっちゃいましたがなんとか頑張って今畑登山口に到着。
ここから落合登山口までは廃村内の舗装道路を歩きます。平坦な道となり私一安心。
落合辺りの廃村を休憩兼ねて軽く散策してから落合ルートへ。
ここからは登山道崩落により現在通行不能ルートとなりますので何かあっても自己責任。
崩落している数カ所には巻き道あるので大丈夫ですが軽くルート不明瞭な所もあるので要注意。
そして落合ルートから汗拭峠へと戻る道には標識は無いのも要注意。
平坦だった落合ルートが登りになってからしばらくするとこのロープ場が現れますから
ここを登っていきます。我々はロープ場を行き過ぎないように慎重になりすぎて
登りになる手前にあったロープ張ってある箇所の上のただの崖を間違えて登ってしまい軽くピンチに。
そのロープ張ってあった所はその先が崩落箇所で通行不能だからだったんです。自己責任!
軽くピンチに陥るも何とか回避し汗拭峠に到着し出発登山口に15時半帰還。
約7時間20分の山行でございました。
5合目でアミノバイタル服用の為の小休止、近江展望台過ぎで昼食兼チルアウトの大休止、
廃村落合集落での散策兼ねた休憩込でこの時間ですとほぼコースタイム通りな感じでしょうかね。
行きには何とも思わなかったかなやさんの無人手動販売所の冷えたドリンクも
下山時には宝石のように輝いていました。
鈴鹿山脈では多くの地域で5月中旬頃からヤマビル参上らしいので
一昨日が雨でしたし念のため塩水持参していきましたがまだ出番前だったようで一安心。
そして帰りには昨年の伊吹山同様に養老経由で焼き肉食べて帰るつもりでしたが
我々の定番藤太は連休明けの為臨時休業だった模様・・・。
又、富士登山前の予行演習で伊吹山行くでしょうからその時にでもって事で
あっさり帰宅し家で洗濯しつつひとっ風呂浴びてから近所のインド料理屋さんアカースへ。
タンドリーチキン大好物!カレーも大好きなチキンバターマサラとサグポークで。
生ビール無料券配ってるんでありがたいですアカースさん。
生中x2、タンドリーチキン、1300円/1350円のカレー(ナン付き)、ナン1枚おかわりで
生中無料券となるチラシ持参してお値段2人で何と3400円ちょい!
今回の私の装備はこんな感じ(大まかな装備並べただけで細かいのは写真取ってないです)
グラナイトギアのエアジップツイスト5Lにレインウェアとゲイター
山行中や休憩中に着用する防寒着類専用のPodsacsドライサックS/7LにORダウンを
マウンテンダックスの保冷バッグにおにぎリを
ストーブ・コッヘルセットのetaEXPRESS&カップ類
CRAZY CREEK ヘクサライト(チェアー)
山上には避難小屋しかないので水はカップ麺・ホットドリンク・行動中予備用に2.5L程度携行。
それぞれ500mlのペットボトル2本ずつも携行しているので2人でトータル4.5L分。
かなり余らせましたが保険込の量ですからしょーがありません。
私のザック重量は水2.5L+1L入れて9kg程度。
LOST COAST45/Lサイズは胴長の私にはフィットしてて、これ位の重量で肩が痛くなる事無かったですが
MUIRWOODS30は1サイズ展開の為、背面長ジャストフィットじゃないからか?肩痛くなったんで要対策。
(背面トップからショルダーに繋がる調整ストラップ未調整のまま使用してたんでそれが原因だったかも?)
そしてLOST COAST30と同容量とは思えないほどの荷物の入らなさ。
彼女はヘクサライトもザック内に余裕でパッキング出来たんですが私は完全に無理の為外付けに。
サイドポケットも小ぶりな作りでロストコーストならボトルホルダーごと入れれたんですが
ミューアウッズ30ではペットボトルやナルゲン0.5Lが裸で入れれる程度のゆとりしかなく、
ウエストポケットも同様に小ぶりでした。でもお気に入りなんで頑張って対応させていきます。
同じく超お気に入りだったLOST COAST45/ライトグレーは30Lサイズ買ったら使う機会は激減するだろうと
泣く泣くヤフオクへ奉公に出しちゃったんで。何か家の中バックパックだらけになってきたし・・・。
昔の私だったら超お気に入りを手放すなんて考えられへん事ですが、21世紀ジャポン的に性格アジャスト。
手放しましたがBOREASのライトグレー配色のシリーズはデザイン的にホント名作だと思いますよ私は。
沢沿いだったり水源把握した山行では最高レベルの軽量化武器に。
神経質な方なら雨水利用した小屋水や湧き水に使用するのもアリ。
超軽量コンパクトな最高性能ウォーターフィルター。
アウトドア定番、煙モクモク極太虫除け線香パワー森林香
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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
2014/05/08(木) 13:29:50 |
鈴鹿7マウンテン+α
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