雨上がり後の晴天で寒波も襲来っつー予報で空気もクリアだろうと
紅葉見頃を迎えてるらしい奈良の絶景の宝庫である大台ケ原まで行ってまいりました。
0時に名古屋の自宅を出発、毎度お馴染み下道にてR23-R25名阪国道-R369・370・169等
ごちゃごちゃひた進み、県道40号大台ケ原ドライブウェイへと入ります。
このドライブウェイは入ってから暫くは1.5車線程度で混雑時にはブルーになりそうな道のり。
途中からは道幅も広くなるんですがただ20km近い道のりで軽くウンザリします。
で、4時過ぎには大台ケ原駐車場に到着。駐車場無料/トイレ2箇所は協力金寸志で100円程度。
既に車は10台近く。当然同様に日の出狙いでしょうが既に入山準備を始めてる人もチラホラ。
さすが標高1600mだけあって星空が超絶に強烈。高性能カメラじゃないんで撮ってないけど。
ただ風も猛烈で駐車した車がゆらゆら揺れる程です。
正直夜明け前に入山するのは躊躇う程の強風でかな~り車中でグズグズしてましたが、
何の為にこの時間から来てんだよ!って事で何とか気合入れて5時半頃に入山。
ビジターセンター横の東大台登山口からまずは日出ヶ岳を目指します。
気温も0度前後って事でスノーボード時代に買い込んだウェアもまとって入山。
ドライT+NFフリース+guライトダウン+NFシェルジャケットとフル装備。足元はティンバー。
登山用品は持ってないんで手持ちので何とか代用。そろそろ買わなきゃな。
まだ暗~い山道をライトを頼りに30分程登っていきます。
で6時過ぎに日出ヶ岳の展望台に到着。登山道から日出ヶ岳に出てすぐの展望台は既に
高級カメラと大型三脚セットの猛者たちが数人いてスペースを贅沢に取られてたんで
そこからもう少し登った所にある山頂展望台へ。さすが頂上の頂上、突風がヤバすぎです。
展望台では霜が降りてたのもあって突風で体が普通に流されたりする状況です。
カメラを手すりとかに押し付け何とか撮ってます。三脚も持参してたんですけど
とても出す気にはなれず結局使わずじまい。アホすぎる・・・無駄すぎる・・・。
車中でグズったせいで日の出の瞬間にはギリ間に合わず。熊野灘からの日の出です。
この時期の大台ケ原日の出狙いは5:15頃までには入山すれば余裕でいける感じです。
雲がちょっと残念。手前には頭上を猛烈なスピードで吹き流れるガスった雲?

山頂から海岸線越しの日の出が見れる所って珍しいみたいですね。

中々の過酷な状況であれこれカメラの設定いじったりする事もなく適当に撮り終えて
続いては立ち枯れの木や倒木が密集する正木峠・正木ヶ原へ。
ここからは木道も整備された緩やかなアップダウンの道が続き快適です。視界も素晴らしい。
ただ相変わらずの寒さと強風でカメラのサーキュラーPL調整も適当にやってたのは後悔・・・。

8時頃には雲も出だして晴れたり曇ったりって状況になってたので早朝に出向いてホント良かった!


正気峠から立ち枯れの木々越しの熊野灘。大台ケ原ってマジで凄いっすね。スペシャルな場所。
大台ケ原から熊野灘までの直線距離は大体15km弱くらいかな?



2012年の大台ケ原山頂付近の紅葉ピークは10/20頃までだったかもしれませんね。
前日の風雨でも相当数落葉してしまったと思います。シオカラ谷は行かなかったので分かりません。



時折雲は出るものの基本ブルースカイの正木峠・正木ヶ原に大満足し
尾鷲辻横の休憩所で一服してから、続いては恐怖の大蛇嵓へと向かいます。
ちょうど休憩所で一緒になった方に夜明け前の星空撮影していた方がいて
画像見せてもらいましたが、夜空が星で埋まっててそれはもう強烈でした。
大蛇嵓へは牛石ヶ原から300m程ちょいと険しい所を通っていき途中から完全なる岩場へ。
軽くスリリングな所を通過すると完全なるスリリングな大蛇嵓へ到着。
こちらも日出ヶ岳に負けず劣らずの突風に更に絶壁っつーエッセンスが加味されて
余裕持って写真撮れるような状況では無かったっす。
右手には切り立つ絶壁から健気に紅葉を見せる木々

空気は予想と違いクリアじゃなく遠方は霞んでて残念。雲も出だしてます

左手は熊野の山々?

で、正面には!絶壁の先端からのミラクルランドスケープ!

人が写ってる方がより臨場感ありますね。
因みに手前のヤング2人は完全なる普段着。突風吹き荒れてんのによーやるわ、山舐めてます。
まー私もアウトドア風な作りではあるがプラダのリュックだったりティンバーだったりでしたが!

おいらも先っぽに行くぞ!うひょーーーー。

かなりビビってたんで撮影も雑です。何せビュービューゴーゴーと突風が凄いんすから。
しかし向かいに見える不動返し嵓に日が当たってないし構図悪いしで色々残念すぎる写真です。
まぁ今でこそこんな風に冷静に見てますが現地では全然余裕無かったっす。初大台ケ原だったし。

強風の中何とか目的達成。大蛇嵓は多分1週間前位がピークだったかな。
来年は大蛇嵓の紅葉ピークに合わせて出来たら強風じゃない日に再訪する事を誓い下山します。
この後先日の紀伊半島旅行で寄れなかった瀞峡にも寄るのでアップダウンのキツいシオカラ谷
からではなく、来た道戻り尾鷲辻横からの緩やかなオプションコースを歩いて駐車場へ戻りました。
10時過ぎに駐車場に戻るとご覧のとおり満車状態。平日なのに。
駐車場入口手前のドライブウェイ路肩に駐車する車も多数でした。平日なのに。
ほとんどは低山登山な装いですが、中には冒頭のヤングコンビ同様普段着で入ってく人もボチボチ。
石ころまみれの道や雨後でぬかるみもあったからスニーカーじゃキツいと思うけどなー。

ひと休憩してからドライブウェイをポイントポイントで写真撮るため停めつつ下りましたが
ガンガン上ってくる車やらバス多数で狭路部分ではブルーになりつつ何とかドライブウェイ脱出。
紅葉時期の土日とかさぞやエラい事になってる事でしょう、あの狭路部分。
それでは大台ケ原ドライブウェイからの景色と共にお別れです。皆さんごきげんよう。
私は疲れた体に鞭打って瀞峡を目指します・・・。


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テーマ:旅の写真 - ジャンル:写真
- 2012/10/25(木) 16:48:52|
- 大台ケ原
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