KLYMITイナーティアXライト(イナーシャXライト)が半額になったんで以前から考えてた
「ぼくのかんがえたさいきょうのスリーピングマットシステム」導入へ。
まー私が入念検索してないだけで既にこのセット導入してる方普通にいるでしょうが。
現在はサーマレストZ-LITEのみの状況なんですが、Z-LITEだと外付け必須なんで
今後多少険しい登山道も経由する時もあるであろう山行時のリスク軽減を考えて
バックパック内に収納出来るパターンも有ったほうがいいなーと考えておりました。
このシチュエーションを考慮した選択肢としてはインフレータブルマットが一般的ですが、
インフレータブルマットって中々買う気になれないんですよね。
クローズドセルでスタートした身としてはパンク&バルブ故障リスクがどーしても気になっちゃいます。
パンクしてもそこそこ大丈夫ってのがこちらのウリですが、実際パンクすればシーキビらしく、
リペアキット付属してても現地で修理対応するのはかなりハードル高いらしいですし。
まぁでも既に広く普及している物ですからそれ程心配することでもないとは分かってるんですが。
それでもそれなりにリスク有る上に更にZ-LITEやリッジレストのようなクローズドセルマットより
厚さ25mm(登山での汎用クラス)だとそれ程寝心地も良くないらしいし収納にも一手間かかるやらで
ますますインフレータブルマット導入には消極的で、他に何か無いかとあれこれずーっと考えておりました。
で、なんでよりによって、よりリスキーなエアーマットのKLYMIT?って思われるでしょうが、
勿論イナーティアの単品使用なんて考えてませんよ。そんなハードコアハイカーじゃないですから私。
エアーマットの単品使用なんてハイリスクすぎてとてもチャレンジ出来ないです。
**本来エアーマットもインフレータブルマットになるんですが余りに長ったらしいんで、
ウレタン入った自動膨張型であるセルフインフレータブルマットをインフレータブルマット、
空気のみかダウンや化繊の保温材入れた非自動膨張型のをエアーマットと呼称しております。
って事でこのイナーティア(イナーシャ)と山と道系の超軽量ロールマットでマットシステムを組む事に。
どちらもULギアだからこそ重量的にも余裕でアリなマットの2枚使いであります。
それぞれはハードコアなミニマムギアですが組み合わせてみれば万人にも優しいギアに?
ロールマットをベースマットとして使用し、寝る時にはシュラフにエアーマット装填して就寝という形。
これかなりの名案なのではないかと思っております。どちらも著名なULギアですが
UL系の方はこのような2枚使いでわざわざ重くする贅沢な使い方なんてしないでしょうし。
(私が知らないだけで結構普及してる組み合わせかもしれません・・・)
この組み合わせだとエアーマットパンク時にはロールマットで必要最低限のクッション性を
保持出来るので、致命的ダメージを回避出来るのが非常に大きいんではないかと。
その上エアーマットとロールマットの2枚使いにより寝心地も相当期待出来そうな気がします。
寝心地良好と言われてるクローズドセルマットはクッション性は結構固めですからね。
山と道系の超軽量ロールマットなら薄めなんで、何とかザック内収納も出来るのではと。
テントもフライクリークに買い換えてコンパクトな収納サイズになりましたから。
半額で既に注文してあるイナーティアXライトは半身用で104cm、本体重量173gで6372円、
ロールマットはエバニューのEXPマット99か120で100g前後、2-3000円どちらか購入予定。
これで重量はZ-LITEとほぼ同等300g弱、コスト8000円強程度で済むなら導入しがいがあります。
逆にイナーシャXライトが半額にならなければ最初からこんなシステム組もうとも思わないでしょうが。
今年も半額売りしてくれてありがとうございますeSPORTS様。
ギアのUL化が進んだ今だからこそ重量増にならずに可能となった2枚使い。
外付けNG気味なテン泊山行では今後これで行ってみようと思っております。
ロールマットがバックパック内に収納できなかった時には私完全なる涙目ですが!
因みにイナーシャは当然外国人仕様なサイズなんで小柄な方は要注意の模様。
軽量化の為ホネホネ仕様になってますから接地部分が体にフィットしないリスクがあります。
なんでこのシステムは私のみ導入して彼女用にはインフレータブルマットを購入予定。
ペアテント泊でのこのマットの組み合わせはマットトラブル時にもバックアップ効きますし、
収納的にも多分ザック内収納も問題無いですし、中々有効なアイディアなんではないでしょうか?
流石にインフレータブルマットとエアーマットが同時にトラブル発生とかそうそうないでしょう。多分。
あとホネホネ系は構造的に頻繁に寝返りうたれるような方には向いてないらしいのでご注意を。
フルサイズのXフレームもアマゾン分は現在57%オフ6345円で爆安中/残り2
eSPORTSは6980円。本体重量258gでフルサイズでも十分超軽量であります
イナーティアはこのオゾンが体型選ばない肉抜きデザイン&枕付きで最高ですが
最新型ボチボチ人気モデルだけに流石に半額なんかにゃそうそうなることは無いでしょう
**2016年からアマゾンでは1万切り状態続いておりUS価格比でも中々のおすすめ水準になってます。
2015には更に約40g軽量化された本体310gのULモデル赤も登場(日本のショップ別注品)
エバニュー EXPマットUL99(90g)/120(106g)
とにかく安くて軽くて最高です。薄さからサーマレスト系より断然外付けもコンパクト。
が、それ故に涸沢のような石地面では凹凸は伝わるんで1枚使用では場所選びます。
耐久性は低い点はご理解を。簡単に傷つくし跡も残ります。99で実測80gでした。
EXPマットのロングは2016/4月現在安いの無いので右端のマジックマウンテンの同様商品がおすすめ。
長さ195/重量150gで二人でならこれを半分に切って使用すればコスト一人あたり2000円で済みます。
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2015年のテント泊はイージールートばかりで耐久性あるZ-LITEのみの使用でしたが、
渓谷沿いルートとなる大杉谷の避難小屋泊では使用してきました。
EXPマットUL99は何とかバックパック内に収めましたが滑り悪いんでパッキング中々大変。
でも軽量コンパクトなマットシステムでバックアップも効く体制ってのは安心感あっていいです。
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- 2015/03/24(火) 21:55:25|
- シュラフ&マット
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