3月の最高気温を各地で更新したおしたこの日に
愛知県の豊田市と瀬戸市の間にある猿投山に登山装備を揃えての登山デビューしてまいりました。
(因みに装備揃える以前に既に百名山の内の2つほど制覇しておりますが)
今回は登山靴の慣らしと訓練を兼ねておりますので無駄に色々持っていきます。
使うつもりのない三脚~ナルゲンキャンティーンに水2Lと携行500mlペットボトル2本、
計るの忘れてましたが私のザックの方は何だかんだで8-9kg位になってたと思います。


朝8時前に名古屋を出発、9時半前後頃には猿投神社到着。
自宅から登山口までのこの近さ、いいですねー。帰りも楽チンですねー。
登山者用駐車場は既に満車で、駐車場超えて大分先まで登った林道路肩に駐車。
トレラン関係の何かやっててゼッケン着けた人が大量にいて最初のうちは
トレランの人との挨拶だけで疲弊するほどでした。

今回は訓練なので低山ではありますがガッツリ歩きます。
13kmっすよ。もうちょっとで上高地から涸沢に到達しちゃう距離っすよ。今回は低山でしたけど。
涸沢行けそうな気がしてきました。今回は低山でしたけど。
低山とは言っても標高差400m/往復距離13kmの日帰り、一方涸沢へは標高差800m/片道16kmの泊まり、
往路後半に一気に標高上げるしんどさが涸沢にはありますが、それでもこのコースなら猿投山でも中々。

超好天の中、ノンビリとではありますが登っていきます。
この日の猿投は平地では9時頃15度、15時頃には22度だった模様。
彼女はCAP2にたまにエアテックフリース羽織ったり、私は休憩中以外は終始ORのTシャツで。
まだ3月なのに・・・。
Tシャツ1枚でも道中は非常に快適でしたが、こんな時期からTシャツ1枚で歩いちゃって
夏になったら何着て登山すんでしょうかね?私・・・。

道中の展望台にて。既に春霞なのか?PM2.5の影響なのか?展望は全くダメでした。(*黄砂でした)

登山者は圧倒的に中高年の方で、ちょろちょろとファミリーや若い子達も。
それとゼッケン付けたトレラン大群を抜きにしてもトレランで来てる人多かったです。
我々は登山デビューなので無理せず息上げないようノンビリと登っていきます。

若い方たちは当然、ご婦人にもあっさり先を行かれます。(このご婦人超ご健脚でマジクソ速かったですが)

ご婦人どころか小型犬にも抜かれました・・・。

で、山頂到着~。ここでも黄砂の影響で展望はサッパリでした。
山頂は結構風が吹き抜けてて中々寒く山頂設置の温度計では13度。この頃平地では20度近辺かな。
PRIMUS EtaEXPRESSで持参したおにぎりや朝買おうと思ってたらまだ売ってなかった
ローソンから揚げの代わりに買ったファミチキとか焼き網で温めて美味しく頂きました。
食後のあったけーコーヒーも美味かったなー。写真だと泥水みてーだけど。

風防+ヒートエクスチェンジャーで沸騰もあっという間。
EtaEXPRESSは湯沸しに非常に向いてるようでホットドリンクやカップ麺のお湯用途にベター。
他の方の使用インプレとか見てるとJETBOILより全然イイなんてのも。
怠惰な二人なので手の込んだ山飯もまず作る事ないでしょうから我々にはこれで十分かな。
ノンビリ食事&休憩取ったあとは興雲寺方面へ尾根を下り

赤猿峠での分岐を左に巻いて沢みたいな所下っていきます。

猿投神社から山頂はかなりの人出でしたが興雲寺への尾根道ではそれ程すれ違わず、
沢に入ってからは更に人気もなくなり寂しかったですが楽しかったです。
沢から舗装道路との出合迄では2-3組とすれ違ったのみで共に下る人は皆無でしたね。

こんな感じの枯れた沢みたいな所を下っていくんですが
岩場だったり砂利だったり猿投神社~山頂への登山道とは全く違う道でいい訓練になりました。
写真タイヤ痕で分かるように四駆やオフロードバイクなんかも入ってくるようです。

MTB携えて登っていく人も。
しかしながらこんな楽しい道も途中から舗装路へと代わり
見所は広沢川に所々現れる小ぢんまりとした滝のみに。写真はまぁ一応撮ってますが割愛で。

こんな感じで猿投神社~山頂~赤猿峠~広沢川沿い~猿投神社と
グルっと周回、約13kmの訓練でありました。
私はモンベルツオロミーブーツで特段不具合も無く順調でありました。一安心。
しかし彼女は小指が痛くなったようで要対策。
今回は訓練なのでトレッキングポールやアミノバイタルプロには頼らず、
サポートタイツのサポート力のみに頼りつつ半日かけて猿投山登山終了。
サポートタイツのサポート力結構感じましたね。
今のところ(当日夜)多少の疲れが出てる程度です。明日からは分かりませんが・・・。

そして1日共にしたBOREAS LOST COASTちゃん(白トビしちゃって美白状態になってますが)、
流石一流デザイナーが立ち上げたブランドだけあって
荷重は腰でしっかり受け止める感じで10kg以下程度じゃ肩が痛くなる事もなく
非常に背負いやすかったです。
彼女の方は肩が痛くなることなんてまず有り得ないであろうザック重量でしたけど。
テント泊でのザック重量15kgとかなんて当然、8-9kgでもそんなん背負って登山とか
なんちゅー苦行かと思ってましたが、荷重計算されたザックだと背負えるもんなんですね。
私のLOST COASTはボトム部分にライトグレーやホワイト使用ですぐ汚れるの覚悟してましたが
意外にもほとんど汚れ見られず。休憩時にテーブルや椅子の上に無造作に置いてた程度ですが、
乾燥した状況であれば、それ程神経使わなくても大丈夫そうです。
念の為に使用前に防水スプレーで保護膜的なものを気持ち的に施してみてはありますが。
それにしてもバックパッカーマガジンの2012エディターズチョイスに選出されてるにも関わらず
日本では全然人気無いのが面白いですね。アメリカじゃ大して安売りしてないのに
日本ではかなりディスカウントしてる店もチラホラ。情報が少ない新興ブランドには飛びつかない
日本人の保守性が垣間見えますね。めっちゃクールなのにねBOREASのザックって。
因みにBOREASは元ノースフェイスの敏腕デザイナーらが西海岸で立ち上げた
ALITE(一部で絶賛のモナークチェアでお馴染み)のバックパック部門なのであります。
<今回の教訓>
登山靴には駐車場で履き替えろ(家から登山靴で出かけて帰りの運転中に強く思いました)
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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/03/09(土) 23:54:17|
- 愛知県
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