生来の怠け者体質&行けるタイミングでも徹底的に好天優先ってのもあって
今年は1-2ヶ月に1回程度の山行になってしまっておりましたが今月は久しぶりの月2山行に。
関西の奥座敷大台ケ原が紅葉見頃を迎えているとの事で3年ぶりに行ってまいりました。
標高により見頃時期異なる為、ハイク中全ての山域が紅葉見頃という訳ではないので
どの辺りが見頃になっているのか把握しておくの大事です。
大台ケ原だと山頂周辺~大蛇嵓・シオカラ谷周辺へと移っていく感じになります。
今回は大蛇嵓見物がベターと思われる中~後半を狙ってみましたがさてどーなる事やら。
まぁ大台ケ原は紅葉関係なく超スペシャルな所ですからいつ訪れても良いですけどね。
前回は日出ヶ岳御来光も狙って4時に大台ケ原到着、5時にハイキング出発行程。
ほぼ快晴だったものの暴風レベルの強風で車内待機中には車が大きく揺れる程で、
日出ヶ岳展望台でも霜で濡れたデッキ上を体が横滑りしていく恐怖体験など。
朝早すぎて大蛇嵓に日が当たらず残念な感じだったんで今回は大蛇嵓リベンジがメイン。
この時は大台ケ原後に瀞峡寄ってから熊野市に出ての帰還で時間的余裕も無かったんで。
今回も快晴なのは同様ですが微風予想でひと安心。御来光は狙わずいきます。
頑張って早寝し3時間程睡眠とって2時起床、3時過ぎ出発、7時過ぎ到着予想。
今行程では高速道路同然化してる名阪国道で距離を稼げるので倹約派には心強いです。
名古屋-大台ケ原間は下道約200kmで上高地や新穂高への距離とほとんど変わらず。
安定の高速道路同然だった名阪国道降りてからもナビ任せで走ってると、
帰りに寄ろうと思っていた窪垣内集落の吉野大湾曲見渡せるポイントたまたま通過。
窪垣内と書いて「くぼがいと」と呼びます。

夜明け前でまだ暗いですが、だからこそのモヤり具合で雰囲気出てます。吉野川180度転回ポイント。
瀞峡近くのエメラルドグリーンな十津川180度転回ポイントの方が鮮烈ですが、
こちらはダイナミックランドスケープとノスタルジック集落の合わせ技で画になってます。


こちらが十津川。奈良-三重-和歌山に跨る一帯はホント日本屈指のグンバツ景観多発地帯。
撮影してた2枚繋げただけなんでちょいズレお見逃しを。一応パノラマだとこんな感じって事で。
そして前回は真っ暗な中通過で気づかなかった大台ケ原ドライブウェイからの雲海。

この雲海目的でドライブウェイ上がってくる方も多数居られるんですね。
ドライブウェイ入ってから大台ケ原までは距離20km有るんで中々堪えるんですけどね。
で、寄り道した割には予想より大きく遅れる事もなく7時半前には大台ケ原駐車場に到着。

流石見頃ピーク時期だけあって平日この時間帯でも既に駐車場の一部はかなり埋まってます。
天気は予報通りでバッチリ。
イージーハイキングですから装備は超軽量でそれぞれ2kg前後位だったかな?
レインウェアも持たず、ドリンクは0.5Lずつ、予備水で彼女がいろはす1本と
コーヒー用マグカップセット、私がタイガーサハラマグにコーヒー用熱湯0.6Lを、
+お茶うけ兼ねた行動食少々とユニクロダウン・グローブ位の山舐め系。軽いって楽!!
バックパックはブログ紹介でも大ヒットのナチュラム安売りTerraNova Laser20/317g使用、
彼女は同じくナチュラムで半値近い激安タイミングで購入のBoreas Topaz18/320g使用。
こちらもここまでの安値じゃない時のブログ紹介時も含めてよく売れてる隠れたヒット作。

ビジターセンターから日出ヶ岳~大蛇嵓~シオカラ谷の王道周回コースで。
シオカラ谷回避して中道で戻れば更に楽チンなハイキングコースとなります。
朝食食べて準備して8時前にビジターセンター横から入山開始しまずは日出ヶ岳へ。
気温はちょっと忘れちゃいましたが到着時は10度位だったかな?風は冷たくて
着てきたベースのレイヤーリング+ウィンドシェルだけでは寒いくらいでしたが
日差しはしっかりあるんで歩いてればすぐに体も温まるだろうとそのままでスタート。
平坦なハイキング道で楽チン&ウォーミングアップに最適。
後半で少し登りとなりますが登山者なら余裕綽々なレベル。

分岐からは整備された階段での登りに。山頂周辺は既に見頃過ぎ。

一部にはまだ残ってましたが。しかも発色綺麗なのが。
いやーほんと独特の山容で2回目だろうが余裕でテンション上がります。
で、駐車場から30分で日出ヶ岳山頂に到着。ハイキングって楽でいいな♪

前回は熊野灘見渡せましたが、今回は水平線一面にびっしりと雲が。これはこれで美しい!


前回山頂&周辺からはこんな感じでした。
ここまでで既にビューティフルランドスケープの玉手箱状態で
そりゃカメラ愛好家が大型三脚担いで大挙して登ってくるってもんです。

展望台からの展望はこんな感じ。条件整えば富士山も視界に。
山側は山岳修験道究極の道と言われている大峰奥駈道の稜線が素晴らしいです。

中央が大峰山脈屈指の鋭峰である行者還岳。トーシロが手を出しちゃダメ感ムンムン。
「ぎょうじゃがえり」って名前だけあります。全貌は後段の大蛇嵓「だいじゃぐら」パートにて。
山頂からの展望満喫した後は続いてのお楽しみ立ち枯れの木ワールドへ。

再び分岐通過でこちらが分岐展望台。御来光時刻には大型三脚構えた方たちが鎮座。



いやーホント素晴らしい大台ケ原。お手軽に別世界感味わえて最高すぎです。


正気峠と正木ヶ原一帯から立ち枯れの木ワールドに突入。これまた素晴らしい。
入山料取ればいいのにね。駐車場も無料だし管理してる奈良県?太っ腹すぎでしょう。

ちょいと下からの撮影になるんでめっちゃスタイル良く映ってて嬉しい。嘘だけど。
実際は顔デカ短足の完全なるTHE昭和日本人男性であります。
今回ボトムはタイツも履かずユニクロのほぼ綿のみのストレッチPTだけの完全山舐め系。
彼女は軽登山用に60%オフ約6800円と激安購入のTeva Surge Mid eVentを初下ろし。
6800円でeVent使用してるとか美味しすぎますがこの手のTEVAのはワイズに要注意。
日本人にしては細ワイズな彼女でもワイズBのレディースモデルではめちゃくちゃタイトで
ワイズDのメンズ物の方で更に1cmサイズアップして購入してます。
レビューから想定はしてたんで2足同時購入しレディースの方は返品。アマゾンさまさま。

中道との分岐となる尾鷲辻を過ぎると牛石ヶ原でここを過ぎると
いよいよ大台ケ原絶景核心部へ。

相変わらず強烈・・・。
柵無いと断崖絶壁から落ちる人続出でしょうからビッチリ鉄柵整備されております。


先端まで行って覗きこんだこちらが大蛇嵓。
紅葉タイミングとしてはバッチリだったんではないでしょうか?
大蛇嵓画像検索するとこの世のものとは思えないような極彩色カラー多々ですが、
あれはカメラマジックによるものですから実際はせいぜいこんなもんでしょう。
前回は強風下で先端に居るのはかなり怖かったけど今日は微風なんでじっくりと堪能。


右手はこんな感じ。

左手はこんな感じ。


貴方どんだけヘタレなの?こりゃ槍ヶ岳や奥穂高岳への道のりはまだまだ先になるな・・。

本日仕事がハネたのか?仕事前にフラっと寄ったのか?大台ケ原整備仕事の方なのか?
完全手ぶら&作業服姿の方たちが余裕綽々で先端見物。
大台ケ原は色んな方が来るので面白いです。
前回は暴風激寒な中、薄着軽装のにーちゃん二人組が凍えながら大蛇嵓見物してたし。
今回は手ぶら作業服の方やポーチのみのおばちゃんがあっさり先端まで行ってたりする横で
彼女やその他ハイカー装備の人たちが先端には一ミリたりともにじり寄ろうとしなかったり。
富士登山に似た面白さがありますね。
完全に近所のコンビニ行くだけとしか思えないようなつっかけ姿の人に山頂手前で遭遇して、
キメキメ完全登山装備の自分がなんだかとっても恥ずかしくなったりしたもんでした笑。
そして奥に連なるのが大峰奥駈道で吉野から熊野本宮への170kmに及ぶ修験道!!であります。
ここを数日~1週間程度かけて縦走されてる方たちが居るわけですよ。凄いなー。
なんとも魅惑的なスカイラインでいつか私達も一部分だけでも行ってみたいものです。

こちらは日出ヶ岳山頂からの案内図なんで大蛇嵓からの展望とはちょっと違うかも。
今回の主要目標であった紅葉の大蛇嵓満喫して大満足。
シオカラ谷への分岐ベンチで初めてドリンクに手を付けちょっとだけ休憩してから下山開始。
終始微風で日差しもバッチリでしたから全く寒くなく結局ホットコーヒーも飲まずに。

シオカラ谷方面入ってすぐの所にも発色の良い紅葉が。
ここから日出ヶ岳分岐手前以来の久々の登山道っぽい局面に。
V字谷を下ってから登り返して駐車場に戻ります。登山者には余裕な道のりですが。
大台ケ原の紅葉見頃時期後半はこのシオカラ谷周辺の見頃時期となります。



シオカラ谷周辺は結構綺麗でしたねー。
ここで昼食にするためにおにぎり持って来れば良かったな。失敗しました。
そしてここから先が登り返しになります。登山慣れしてないとちょいとだけキツめかも。
登り返し中は流石に暑くなり二人共ウィンブレは脱ぎました。

で、下山開始から1時間の11:15駐車場帰還。ほぼ休憩無しノンビリ周回で約3時間半でした。
シオカラ谷口は駐車場入口側トイレの横となります。

シオカラ谷入口横の売店には缶ビールや軽食も。
今回お昼用におにぎり持ち込みましたがこれは失敗。売店や食堂で調達するべきでした。
大台ケ原は駐車場無料で入山料も取らないですからせめて食事やお土産でお金使わないと。
なんで自販機でコーラ買い、別の売店の物産コーナーにて土産品を購入。




お昼頃の駐車場は平日でも満車でドライブウェイ上にまで駐車続いていました。
平日でこれですから見頃時期の週末はそりゃもう恐ろしい事になっているようで、
ピーク時にはドライブウェイ数キロに渡って路駐・渋滞が続いて大混乱とか。
我々は平日行ける族で本当に良かったです・・。
駐車場の車ナンバー見てましたが99%は関西圏ナンバーでしたね。
ビジターセンターベンチで昼食食べてる間も続々と車がやってきてました。
で、昼食食べ終え物産コーナーで地味噌やみかんなどを買い込み、12時半に出発。

紅葉自体はドライブウェイ途中のモミジ?が一番綺麗でしたね・・・。
この後は再び窪垣内の吉野大湾曲に寄り、大宇陀の道の駅で足湯とお土産物色、
名阪国道に入る前に針I.C.道の駅で野菜等物色してからの帰路っつー行程。
この行程では最寄りに吉野千本桜や宇陀の枝垂れ桜、曽爾高原と数々の名所有り。
桜は以前見に行ってるんで次はすすきが美しい秋の曽爾高原狙ってます。
夕方には亀山~四日市間名物大渋滞が発生するんで全ての行程ぶっ飛ばして
家路急ぎたい気持ちもありましたが、折角なんで色々寄っていきます。
つーか近いんだからついでに曽爾高原も寄ってこればよかったって話なんですが・・・。
まずは昼過ぎの窪垣内へ。

ほんと素敵な所だなココは。到着14時前で既に逆光気味になってたのは残念でしたが。
続いて、大宇陀道の駅へ寄りますが併設の足湯は温泉使用との事ですが
ぱっと見循環させてる感無さげな感じで敬遠しちゃいました。人も一杯だったし。
続いて針I.C.道の駅へ寄ってコンビニコーヒーと隣接スタンドで給油。
スタンドはリニューアルオープン?記念なのか?激安118円/L!!でにんまり。
道の駅では野菜類買いこみたかったんですが値段的にも特に触手動かず結局買わず。
北海道ニセコ道の駅にて野菜フルーツ激安体験して以来道の駅で中々買う気になれない。
お土産も大台ケ原売店で買っておいて良かったです。あそこでこそお金使いたかったし。
それにしても結局今回も壮絶にお金使わなかったな・・・。
ガソリン代2000円、お土産他2000円、持込昼食代1000円+その他細々したものですから
一人2500円ちょいですよ。完全に中高生の日曜日じゃないですかー。
マジで大台ケ原の売店・食堂でお昼食べなかったの反省しております・・・。
セコい私でさえお金を使わせたくなる所ですから大台ケ原って。
高速代は道路公団への抗議の意味も含めて可能な限りケチりますけどね。
さて、後は家路へ急ぐのみ。
名阪国道はそれなりの交通量ある午後だろうが高速同然なのは変わらずで嬉しい♪
問題は名阪国道終了してR1に入ってからの関・亀山~四日市間なのであります。
この区間は高速利用でさえ東名阪と伊勢自動車道の合流地点となるからなのか、
夕方には大渋滞発生するんで地元民必須の裏ワザ事前に調べとけよって話なんですが、
性懲りもなく特に対策もせず亀山に突入して案の定渋滞に巻き込まれました。
名阪からR1に入るポイントでの渋滞は片側1車線化+信号による渋滞なんでしょうね。
片側2車線・信号無で大量に流れてた車が一気に一般道に流れ込んでくるポイントなんで。
この辺高速だろうが渋滞してしまう以上マジで今後のために裏ワザ勉強しておかなければ。
このポイント通過し2車線になった以降はまた流れだして続いてはR23四日市周辺の渋滞に。
で、渋滞に揉まれながら何とか18時頃には自宅に到着。約5.5hでした。因みに往路は4h弱。
関・亀山~四日市間を17時前には何とか通過出来たんでこれでも随分とマシだったかも。
ラッシュになる夕方の通過を出来るだけ回避出来る時間行程で予定組むのが大事ですね。
登山でだったら大体早出になりますからこの手も有効でしょう。
今回は軽装備日帰りで洗濯も1回転で終了で助かります。
体もダメージ全く無し。双六岳テン泊山行の貯金がまだ残ってたのもあるんでしょうね。
それにしても2回目でも何ら変わりなく感動できる素晴らしい大台ケ原なのでありました。
確か冬はドライブウェイ閉鎖になりますから行かれる方は情報チェック忘れずにー。
片道200km圏の南部北アルプス登山口や三重~和歌山~奈良周辺秘境ポイントなら
下道アクセスで無理なく辿り着けるのは名古屋在住のいい所の一つですね。
下道で300km超えてくると運転マシーンと化す私でも流石にちょっと辛くなってくるんで。
Teva Mens Surge Mid eVent(ローカットモデルも有り)
eVent使用の防水透湿モデル。ソールにはグリップ力高く評判のいいSPIDER365ラバー使用
Boreas Topaz 18(当方所有ので実測320g)
重量395gの25Lサイズもラインナップに。こちらは黒が現在21%オフ6,963円になってます
Topaz18は外部ポケット類やウェストハーネスも付いていないどシンプルな小型バックパックですが、
重量僅か300g前後にしてショルダーと背面には薄パッド使用で背負い心地に安心感有ります。
ハイドレーションやボトルホルダー、サコッシュやウェストバッグと組み合わせれば使い勝手も無問題。
普段使いもしやすい非常にシンプルなデザインで、彼女じゃなく私が日常でもたまに使用中。
ロールトップ式開口により容量的には余裕で20L超えかと思われます。タップリ入りますよ。
下記写真でも分かるでしょうがLASER20と比較してもTOPAZ18の方が余裕で容量有る感じです。
TOPAZ18と打って変わって超多機能&ショルダーと背面一部にも薄パッド入りで重量300gちょい。
久しぶりにチェックしてみたらなんとまだこの価格で買えるのにビックリ
重量365gの25Lサイズもラインナップに


夏山~3シーズン温暖時期にオススメのTNFバーブライトディアパンツ。
彼女は秋山でもサポートタイツ+バーブパンツは暑いらしいんで秋口も使用中。
テーパードきつく裾に向かってかなり細めになってますが、
ウエスト紐仕様でウエスト部分はゆとり有るサイジングになってるんで
サイズチャート上限側の方も安心して履けるかと思います。腰~お尻周りもゆとりあります。
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★TNF Verb Light Deer Pant@楽天★秋冬用にはバーブパンツ同様の肉厚生地でテーパードシルエット仕様の
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- 2015/10/22(木) 21:40:35|
- 大杉谷・大台ケ原
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