*2017年以降、中国メーカーのダウンスリーピングバッグが革命的変化を巻き起こすかも?
中国発、革命的な安さでも評価良好のAegismax 800FPスリーピングバッグ各種
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http://balearock.blog.fc2.com/blog-entry-783.html*2017現在拙ブログ経由ではさかいや別注のナンガ オーロラライトが反応抜群。
長年人気の山渓別注ナンガ オーロラDXより少しお高くなるも、軽さで優位性あり。
さかいや別注ナンガ オーロラライト350DX/450DX/600DX
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http://balearock.blog.fc2.com/blog-entry-611.html********************
*ダウンスリーピングバッグ使用上の注意*2016.10追記
(以下は少ない経験の元に至った極めて感覚的且つ個人的な判断である点ご留意を)
特に登山使用においては収納性理由に番手の低いモデルを服着込んで使用するのは定番ですが、
その際に絶対やっちゃダメなのがレインウェアまで着込むことです。
体からの熱を溜め込んで保温させるのにその熱をレインウェアで遮断させてしまうとか愚の骨頂ですよ。
この事は保温目的でも使用されるシュラフカバーやインナーダウンの理屈を鑑みれば明白です。
レインウェアまで総動員させる必要がある時は着るのではなく寝袋の上から被せるか下に敷きましょう。
余裕ある温度域でもやたら寒がってるインプレをよく見かけますが、一部においてはこれが原因な気が。
着込むにしても極力熱をシュラフのダウンに伝えるようなレイヤードが肝になるかと。
本来なら熱を閉じ込め過ぎないウールやフリース着込むのが最善ですが、
保温性・重量・収納性の観点からダウンウェア使用が現実的でしょう。
適切な就寝時衣類選択と寒冷時期には適切なR値のマットを使用しシュラフの性能殺さないよう心がけましょう。
テン場ではほぼテント内に篭ってるとかで保温着は最低限しか必要ないというならば、
オーバースペックのシュラフ必携ですし、そして薄着で寝られてダウンシュラフの性能も存分に堪能可能。
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イ○カに長年勤めておられた方が独立してスタートさせたタケモや、
山渓でダウン高騰以前の水準まで価格押さえた760FP450gクラスが新登場してきたので、
新登場分追記と2015まとめ再掲で2016年版エントリ。
山岳用途メインでのダウンスリーピングバッグとカバー・マットまで定番~倹約派マスト迄ひとまとめ。
**2016年各社から軽量エアーマット類出揃ってきたので最新エアーマット追記。
**2016.8ナチュラム別注ナンガで性能的に強力なの登場で追記。
**最近はMHWハイパーラミナやFinetrackファインポリゴン等化繊でも注目すべき製品出てきましたので、
上記2点もまとめに追記しております。
**時限ネタのお買い得品は日々更新されてる「お買い得~情報」カテゴリの中に紛れ込んでたりします。
ご決断の前に頑張って最新エントリも遡ってチェックしていただくと何か見つかる事もあるかもしれません。
下記でご紹介の長らく完売状態の山渓別注NANGA ライトウェイトダウンバッグ450DXが
2017/7月上旬現在数量限定で復活中。
あと、ちょいと追加すれば多分2000円ラクーポンも使えると思われますから、
使えるようなら小物(ナルゲンミニボトルとかコードロッカーetc)追加しての購入忘れずに。
山渓×NANGA ライトウェイトダウンバッグ450DX 2色 数量限定19800円
山渓から防水透湿ではないノーマルシェル採用の760FP450gクラス激安モデルが新たに登場。
通常買いでも1000円offラクーポン使用で17800円は破格です。重量840g。
シュラフカバーとか必要ねーし!ってなタイプの倹約派なら真っ先に飛びつくべき450gクラスに。
カバー別途購入でも廉価なシュラフカバーならこちらの方がオーロラ450DXより余裕でお得な水準。
軽量で比較的安価な事からシュラフカバーとしても人気のESCAPE BIVVY等を下段で紹介しときます。
**個人的には無雪期1泊中心ならカバー不要だと思いますが。
我々は280クラス使用しているので3シーズン寒冷時期での保温対策としてカバー導入してます。
例えばエスケープビヴィ標準モデルをカバー使用でこのシュラフと合わせて1,080g、
防水透湿シェルでカバーいらずのオーロラ450DXで約1kg。
ライトウェイトダウンバッグ450DXでカバー使用時には約80gの増量になりますが、
逆にカバー不要なシチュエーションでは160gの軽量化になります。
又、オーロラの懸念点である防水透湿シェルの経年劣化の不安がない点も大きいですね。
(ナンガは5年・10年使用したオーロラシェルの裏生地状態公開してくれれば懸念払拭出来るのに)
ダウン高騰以前に存在していた倹約派マストアイテム山渓別注激安ポーリッシュバッグ450DXが
16800円だった事からこの新作別注モデルがいかに破格プライスかってのがよく分かります。
薄着で寝られる方や極度に寒がりな方を除けば夏山では高山でもオーバースペック気味なクラスですが
例えば涸沢カール紅葉時期なんかを目標にされてる方には安心感あるクラス。
ただ、涸沢紅葉時期でも280gクラスにダウン上下等で対応される方の方が多数派かもしれません。
3シーズン用で280と450クラスどちらをチョイスするかはそれぞれの耐寒性や使用方法でみっちり要検討。
280と450ではシングル/ボックス構造やドラフトチューブ等の作りの違いも含めて約200-300gの重量差、
収納性でも二回り程度の違いがあります。
この重量・収納差と、所有するダウン等保温着、耐寒能力、主なテン泊予定地の時期と最低気温、
これらを総合的に勘案してご判断を。頭痛くなってきますよね笑。寝られなくなりますよね笑。
(あと無雪期でも涸沢紅葉等寒冷時期にはマットの選択も非常に重要となります。)
因みに我々は上記のポーリッシュバッグ450DXを最初に購入しましたが、
2年目には早々に280クラスに買い替えてダウンパンツも装備に加えました。
シュラフ大幅値上げの波が逆に恩恵となり中古のポーリッシュバッグが買値以上でオクで売れた上に、
280クラスも激安タイミングでハイエナ購入しているのでこのような愚行でも全く銭失いにはなっておらず。
これまで格安だった下段でも紹介のオクトス別注ナンガ スウェルバッグ450DXより更に15%安。
ただ、オクトス別注380DXの方は280クラスでは不安だが450クラスはオーバーすぎるなんて方にはおすすめ。
そしてこちら購入される方は1,200円以上追加購入して2,000円ラクーポン使用すべし。
山渓×NANGA(ナンガ) ライトウェイトダウンバッグ450DX**販売終了
タケモはイスカから独立された方がインディペンデントなスタイルで2015~スタートさせたメーカー。
ダウン高騰により非常に割高になってきたダウンスリーピングバッグを
人件費・広告費等を極力抑えて少しでも割安に販売しようとしているメーカーかと思います。
使用ダウンは750FPダックダウンでナンガのDXやイスカエアSL辺りのクラス。
作りについてはイスカ譲りでしょうから信頼出来るかと思います。
フットボックスもイスカ同様に台形の立体的な構造になってますね。
温度域についてはEN13537には対応していませんが経歴から信頼できるイスカ相当の基準でしょう。
イスカの基準で見ると最低使用温度はコンフォとリミットの中間値程度と想定出来ます。
タケモがイスカ製品と遜色ない作りだとして、その上でこの価格帯で今後も展開していくのならば、
個人的には割安という事で人気だった一部のナンガダウンスリーピングバッグ製品を選択する意味は、
ナンガ好きと、補償が安心、防水透湿シェル必須、日本製に拘る、といった方たち以外にはないような気がします。
イスカ相当の品質であるならば日本メーカー屈指のクオリティ伝承ですからそれがこの価格帯で買えるならねぇ。
記載の最低使用温度もイスカ同クラスの物と完全に同等レベルになっております。
http://www.k-takemo.com/ウェブサイトもインディなムード全開で思わず応援したくなってきます笑。
タケモ(Takemo) スリーピングバッグ 2[最低使用温度 8度]夏用
ダウンハガー800#5やイスカエア180Xと競合するクラス。左記競合品との重量差は70g。
競合品2.1万程度ですから4,000円ケチるかどうかが判断の分かれ目。
カラー ネイビー 平均重量 500g 収納サイズ φ13cmX25cm
サイズ 内周囲 肩回り 158cm 全長 205cm 足元回り 104cm
表地 裏地 ポリエステル100%
中綿 ホワイトダックダウン ダウン90% フェザー10% 200g 750FP
構造 シングル構造
タケモ(Takemo) スリーピングバッグ 3[最低使用温度 2度]夏山~3シーズン用
ダウンハガー800#3やイスカエア280Xと競合するクラスでイスカエア300SLとは完全にバッティング。
イスカ300SLは720FP使用ですからFPだけで見るとタケモの方が若干高品質なダウン使用しています。
それで300SL実勢価格より15%程度割安な現在価格2万円で倹約派にはタケモおすすめです。
ただ実測値での差異は分かりませんが記載重量値だけで判断すると、
300SLの570gに対してタケモ3は700gなんで130g差を気にされるなら300SLチョイスが賢明です。
300SLが10%オフ程度で買えるなら価格差2千円程度でこの重量差ですから確実に300SLが最善。
まぁ価格差が450クラス程はないんでエア280Xを粘って20%オフ以上でゲトるのが一番ですけどね。
そのチャンスは現在では年に一度二度あるかないかってな状況ではございますが。
カラー オリーブ 平均重量 700ℊ 収納サイズ φ15cmX28cm
サイズ 内周囲 肩回り 158cm 全長 205cm 足元回り 104cm
表地 裏地 ポリエステル100%
中綿 ホワイトダックダウン ダウン90% フェザー10% 300g 750FP
構造 ボックス構造 シングルドラフトチューブ&ネックチューブ
タケモ(Takemo) スリーピングバッグ 5 [最低使用温度 -6度]3シーズン用
ダウンハガー800#2やイスカエア450Xと競合するクラスでイスカエア500SLとは完全にバッティング。
500SL実勢価格より15%程度割安な現在価格25,000円。
こちらは500SLと記載重量値で40g差ですから誤差の範囲内でしょう。
カラー ブラウン 平均 重量 930g 収納サイズ φ18cmX37cm
サイズ 内周囲 肩回り 158cm 全長 205cm 足元回り 104cm
表地 裏地 ポリエステル100%
中わた ホワイトダックダウン ダウン90% フェザー10% 500g 750FP
構造 ボックス構造 シングルドラフトチューブ&ネックチューブ
その他冬用もラインナップ
縦走・連泊での使用ではダウンは体から放出される水蒸気でも湿っていきロフト低下しがち。
又、冬山ではゴアテックスシュラフカバーでも結露対策の有効な防衛策にはならず。
それらを解決する対策として最も有効なのが化繊スリーピングバッグの導入なんですが、
今まではダウンに匹敵する保温性獲得するには重く嵩張りすぎで山岳用途では敬遠されてきました。
しかし最近はダウンに肉薄するのも出てきたのでそんな製品ご紹介。
とは言ってもダウンの保温性能とコンパクト性にはまだまだ及ばないのも事実であります。
それぞれのメリット・デメリットを十分把握してご判断を。
そして完全防水ではないが化繊ならカバー迄は不要と割り切れるかどうかも重要なポイントです。
化繊ではカバー不要との前提の上で、ダウンシュラフで((絶えずシュラフカバー使用))されてる方なら
重量差については下記製品は既にダウン製品と互角以上の水準に達してます。
特にゴア3レイヤー等300-400gのシュラフカバー使用されてる方なら化繊が軽量性で勝る事も。
非ゴア等200g前後の軽量なカバー使用されてる方なら100-200g程度はまだまだ重めに。
収納性についてはダウン比でMHWは1クラス強大きめ、FTは若干大きめ程度。
ハイパーラミナについては分かりませんが、
ポリゴンネストについては1年経たない内に猛烈に臭くなり洗濯必至だったとのインプレも。
化繊については連続使用でダウン以上に悪臭発生装置となってしまう事もある点ご留意を。
MOUNTAIN HARDWEARのハイパーラミナシリーズは温度域表示でEN13537に対応しており、
現状ではダウン物と真っ向勝負の比較可能なほぼ唯一無二の化繊スリーピングバッグ。
ダウンシュラフ使用時にはシュラフカバーを絶えず携行されてる方なら重量差は互角レベルに。
収納性についてはダウン280gクラス性能のスパークでダウン450gクラスの収納サイズ、
ダウン450gクラス性能のフレームでダウン600gクラス超えるレベルの収納サイズに。
ハイパーラミナスパーク(コンフォート5℃-リミット0℃/重量737g/収納サイズ15x33cm)
ハイパーラミナフレーム(コンフォート0℃-リミット-6℃/重量1106g/収納サイズ18x40cm)
ハイパーラミナトーチ(コンフォート-9℃-リミット-16℃/重量1474g/収納サイズ22x46cm)
**本家サイトはエントリ時点では収納サイズ誤記載やらかしてます。
MHW・コロンビアにお知り合いの方居られましたら教えてあげてください。
http://www.mountainhardwear.jp/category/sleepingbag/2/ハイパーラミナ@楽天
**2017.1月現在3型全て30%オフで週末&ナイトセール登場中。これ凄い買い場ですよ。
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MHWハイパーラミナシリーズ@楽天Finetrackポリゴンネストは高品質ダウンに肉薄する重量と収納サイズで驚きます。
シュラフカバー分考慮すれば重量・収納サイズ的には完全にダウン凌駕しちゃってますけれども。
スペック的にはポリゴンネストは革新的レベルの製品なんですが、
その割りにはそれほど盛り上がってる感ないのは設定価格のせいなんでしょうかね?
使用温度域は眉唾モノのメーカー独自数値で、実際寒いとの声も目につきます。
そして価格設定はかなり割高。あと独自の保温材が体動かした時にシャカシャカうるさい模様。
でも化繊でこの重量と収納サイズでこの温度域水準を獲得出来ているのならば、
割高且つ多少欠点あったところでワールドワイドに話題となっててもおかしくない気がしますが。
そしてFTはモンベルやエバニュー、SNOWPEAKのように海外に打って出るべきなのでは?
スキンメッシュの需要は多湿地域限定になる製品かもしれませんが、
ポリゴンネストは世界中のスリーピングバッグ使用者に訴求力あると思うんですけど。
結露・水濡れ不安大幅軽減の上に手入れ楽な化繊でダウンとほぼ互角のスペック有してるとか
これぞ世界中で多くの人が待ち望んでたスリーピングバッグじゃないですか。
本当にファインポリゴンに自信有るならFTはEN13537に対応して世界展開するべきでしょう。
ダウン高騰により海外でも高品質ダウンスリーピングバッグ冬用は6万7万でも珍しくない状況ですから、
今はもう価格的に対抗出来ないなんてのは海外進出躊躇する理由にはならない時代になってますし。
海外のネット閲覧しててモンベル製品やエバニュー・SPのチタン製品が受け入れられてるのを見るのは
日本人として嬉しく誇らしいです。ファイントラックも後に続くべきだと私は強く思います。
ポリゴンネストのスペックをハイパーラミナと比較すれば一目瞭然なんですが、
海外で大変話題になったハイパーラミナのスペックをポリゴンネストは余裕で凌駕してるにも関わらず
海外ではポリゴンネスト完全に無視されてるんですよね。
「FINETRACK POLYGON NEST」で海外で話題にされてるの私には1件すら見つけられませんでした。
ボーダーレス時代且つ円安状況でも海外には打って出ない意味をあれこれ邪推してしまいます。
炎上怖いんで突っ込んだ邪推は文字化しませんけれども!!
でもWEBで謳ってるようにそれ程スゴイものなら海外の展示会に出展するべきですし、
EN13537に対応して客観的数値でもその凄さを示すべきでしょう。
FTファンの方には気分害するであろう戯言ほざいてすみません。
この温度域水準レベルでこの重量・収納サイズなら本気で世界に打って出るべき製品だと思うので、
疑問に思う点をつらつらと書きなぐってみました。ご理解頂けましたら幸甚でございます。
そしてモンベルのダウンスリーピングバッグがEN13537に対応した時には、
それ以前の記載温度域より5℃位普通に上がっていた事実は心に留めておきたいですね。
(リミットを快適使用温度として記載してしまう印象操作紛いのナンガは更にお話にならないですが)
→2016/7/31追記:ポリゴンネストの「最低使用温度」が「使用可能下限温度」に変更されてますね。
もし「使用可能下限温度」がエクストリーム相当であるならこれナンガ以上の極悪っぷりだな・・・。
ポリゴンネスト4×3(最低使用温度: 7度/430g/13x26cm)
ポリゴンネスト6×4(最低使用温度: 0度/610g/15.5x29cm)
ポリゴンネスト9×6(最低使用温度: -7度/780g/18x32cm)
ポリゴンネスト12×8(最低使用温度: -14度/960g/20x35cm)
ショートモデル
→→
ポリゴンネスト@楽天2016.8ナチュラムから山岳用本気の1本登場
撥水のUDDダウンと防水透湿オーロラライトシェルの合わせ技で鉄壁の防水&結露対策仕様。
温度域表示が今までLIMITを快適温度と表記するっつーあり得ない独自スタイルのナンガでしたが、
今回のナチュラム別注品ではリミット温度らしき数値を快適温度ではなく限界温度として表記してます笑。
レギュラー製品のUDD BAG 380DXはコンフォ3℃/リミット-2℃でモンベル・イスカライバル製品の
ダウン量280gクラス相当の性能なんですが、シュラフカバー完全不要の740gは勝負出来る水準でしょう。
ダウンハガー800#3/イスカエア280Xが候補の方にも一考に値する製品になってるかと。
ただオーロラの防水透湿加工は生地裏側の目に触れない所で経年劣化が進んでいくのも事実。
ナンガ様には是非オーロラモデルの経年劣化についての詳細情報も自サイトに掲載して頂きたいものです。
ただ長年販売されてるオーロラモデルのこの件でのクレームをネット上で見かけないのも事実。
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以下2015年のまとめ再掲となります。+シュラフカバー・マット追記有り。
2014年にナンガはUDD BAGシリーズをリリースし、
2015年にモンベルはダウンハガーをモデルチェンジしましたので、
山岳用定番ダウンシュラフについて久々に頑張って大作でまとめてみました。
3社の山岳向けメインモデルは2014からよーやく揃ってヨーロピアンノームEN13537に対応。
コンフォートは女性向け、リミットは男性向け、EXTは女性が死なずに耐久出来る限界。
ネットショップ上では簡略記載だったりするので下記ではEN13537フル数値掲載しております。
(モンベルは極限界温度のextremeは未公表?まぁコンフォとリミットこそが重要ですから無問題)
(イスカはネットショップ上ではコンフォートとリミットの中間値辺りを記載。カタログではフル掲載)
(ナンガはネットショップ上ではリミットとEXTのみ記載のようでコレ印象操作ですよねぇ。ご注意を。)
現在入手可能な重量的にも比較的無理なく山岳使用出来る廉価商品も併せてご紹介。
超長編でございますので特に初心者の方にはじっくりとご参考にして頂ければ。
2014頃までの価格情報含めた大まかな状況まとめ。勉強熱心な方どーぞ
ダウン高騰以前との価格差に軽くショック覚えるかもですが笑
→→
ポーリッシュバッグ亡き後の倹約派本命ダウンシュラフ多くの方は無雪期3シーズン用では280gクラスをチョイスし、
温暖な夏山では掛け布団的に使用したり、高山や春秋の冷え込む時期には
防寒ウェアや保温アクセサリー類で対応されるのが王道パターン。
着込んで寝る事に抵抗なければ280クラス1本で3シーズン十分対応可能でしょう。
我々も280クラス1本で寒冷時期用にダウン上下&極厚ソックス・ダウンソックスのセット。
お金に余裕の有る方や気合入ってる方は180gクラスや450gクラスも追加したり、
寒いの絶対イヤ!なんて方は夏山でも450gクラス使用してる方も。
耐寒能力や寝る時の服装次第ですからそれぞれで見極めを。
そしてネット上では有名ショップを模したサイトから無名サイトまで
詐欺サイトが横行しております。爆安は当然、程よい値付けの所まで色々ですから
無名ショップでなら特に購入前に「ショップ名 詐欺」で検索必須ですよ!
まずは以前からEN13537に対応し、シュラフ設計もウエスタンマウンテニアリング等
プレミアムクラスシュラフの設計を国内では真っ先に模倣したイスカエアシリーズ。
ネット上ではコンフォートとリミットの中間値記載でしたが、他社もENに対応した事ですし
今後はコンフォートとリミット記載に切り替えても良いんではないでしょうか?
他社ではシングル構造になりがちな280gクラスのエア280Xでも
フロント面はダウンの保温性能高めるボックス構造に。重量も550g(本体)と軽量。
マシンピックよりダウン品質が向上するハンドピックのホワイトグースダウン使用。
280x ショートモデル
生地 : 表ナイロン100%、裏ナイロン100%(15-30デニール)
羽毛量 : 280g(90/10 800フィルパワー) サイズ : 肩幅78×全長208cm
収納サイズ : 直径14x27cm(収納スタッフバッグ付) 重量 : 550g
対応温度 : 2℃(T comf:3.6℃ / T lim:-1.6℃ / T ext:-17.7℃)
構造 : ボックス構造とシングル構造を併用したハイブリッド3D構造、YKKコイルジッパー
定価:レギュラー28,080円/ショート27,540円
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★ISUKAエア280X@楽天★両面ボックス構造&その他寒冷時期用ギミックも盛り込んだエア450X
450X ショート
生地 : 表ナイロン100%、裏ナイロン100%
羽毛量 : 450g(90/10 800フィルパワー) サイズ : 肩幅78×全長207cm
収納サイズ : 直径16x35cm(収納スタッフバッグ付) 重量 : 840g
対応温度 : -6℃(T comf:-1.2℃ / T lim:-7.3℃ / T ext:-25.2℃ )
構造 : ボックス構造 、ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ、YKKコイルジッパー
定価:レギュラー38,880円/ショート38,340円
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★ISUKAエア450X@楽天★ダウン高騰の流れを受けて2015年からエアXシリーズの若干廉価なモデルも発売
イスカがダウンシュラフ・エア280-450クラスでもSLラインを発売。
ダウン品質を720FP+に落としつつも、ダウン量をエアXシリーズよりも増量して
エアXと同等の適応温度域維持しながら重量増はダウン増量分のみに抑えてます。
って事は多分SLのダウン以外の製品仕様は完全にエアXシリーズを踏襲した作りで
ダウン品質のみダウングレードしつつもダウン増で温度域を保持するという、
つまり羽毛高騰の流れを受けての、少しでも割安に高品質な製品を届けようとする
イスカの意気込みが伝わってくる新製品ですね。
720FPダウンを使用してくる所が絶妙です。650FPならインパクトありませんから。
定価だと300SLはエア280Xより税抜きで3,000円安、500SLで450Xより6,000円安で、
300SLは価格差的にそれ程魅力的では有りませんが500SLは結構魅力的に。
イスカは近年実売価格のダンピングに厳しくなってて全く期待は出来ませんが、
値引き・ポイントバック等次第では非常に魅力的な存在に。
ISUKAエア300SL(適応温度2度/570g/280X同様ボックス・シングル併用構造/24,840円)
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★ISUKAエア300SL@楽天★ISUKAエア500SL(適応温度-6度/890g/ボックス構造他450X同様/32,400円)
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★ISUKAエア500SL@楽天★続いてはモンベルダウンハガー800シリーズ。
(650モデルは低FPダウンで800同等温度域獲得の為ダウン増量しており大分重めになります)
ダウンハガー800は2015年モデルから設計と素材見直しにより性能アップ。
2014年モデルまではイスカエアシリーズに対してはっきりと劣っていた温度域も
逆にイスカエアを若干上回るレベルまで持ってきました。
そして売りのストレッチ仕様。2015からレディースモデル登場で女性歓喜。
ただ相変わらずダウン量明示していないのは頂けませんね。
性能と重量からダウンハガー800#3で280g前後、#2で400g前後かと思われます。
フットボックスまでのっぺりとしたシルエットで足元の保温性に不安感じさせますが、
レディースモデルはレギュラーモデルからダウン量減らさず足元にその分集中させてるとの事で
レディースモデルについては安心して購入出来るかと思われます。
アルパインダウンハガーはストレッチ性能抑えて軽量性追求したモデル。
お金持ちの方ならダウンハガー900で。
2016に#1/#2は800と同温度域となった分、軽量コンパクト性を追求する方向でマイナーチェンジ。
まぁ900の価格帯出すならアメリカのウェスタンマウンテニアリングのをおすすめしますけどね。
軽量コンパクト性追求した2016モデル
縦横マルチストレッチのダウンハガー800#3
レギュラー ロング
生地:表地10デニールバリスティックエアライト
撥水:ポルカテックス撥水加工
帯電:静電気を軽減する帯電防止加工
重量:レギュラー575g(スタッフバッグ込重量600g)/ロング595g(620g)
収納サイズ:14x14x28cm(3.4L)
温度帯:コンフォート3℃/リミット-2℃
定価:29,700円/ロング31,860円
レディースモデル
カラー:ターコイズ
サイズ:収納サイズ 径13x27cm(3.3L)、重量557g(スタッフバッグ込重量588g)
対応温度帯:コンフォート3℃/リミット-2℃
定価:28,620円
横方向のみストレッチのアルパインダウンハガー800#3
重量:548g(スタッフバッグ込重量573g)
収納サイズ:13x13x26cm(2.8L)
温度帯:コンフォート5℃/リミット0℃(旧品同数値でモンベルの誤掲載の可能性もアリ)
定価:26,460円
→→
★ダウンハガー800#3@楽天★ダウンハガー800#2は他社450クラスとの比較対象にされがちですが
重量からダウン量は400g前後でしょう。無雪期には450もいらないって方にはベター。
防寒の為のギミックも控えめで他社450gクラスより大分軽めになっています。
ダウンハガー800#2
レギュラー ロング
重量:レギュラー735g(スタッフバッグ込重量765g) /ロング755g(785g)
温度帯:コンフォート0℃/リミット-6℃ 収納サイズ:16x16x32cm(5.1L)
定価:34,560円/ロング38,880円
レディースモデル
カラー:レモンイエロー
サイズ:収納サイズ 径15x33CM(4.8L)、重量713g(スタッフバッグ込重量748g)
対応温度帯:コンフォート0℃/リミット-6℃
定価:33,480円
アルパインダウンハガー800#2
重量:715g(スタフバッグ込重量735g) 収納サイズ:16x16x32cm(5.1L)
温度帯:コンフォート0℃/リミット-6℃
定価:31,320円
→→
★ダウンハガー800#2@楽天★そして2014年から登場のナンガUDD BAGシリーズ。
上記モデル群とは大分性格の異なるモデルになっていて、
撥水ダウン使用している点で濡れに対する安心感はありますが性能的には1ランク落ちます。
各社採用のEN13537により性能差が明白になりましたが380クラスで何と280X/#3相当。
シュラフ設計はもろにイスカエアと酷似の海外プレミアムシュラフまんまな見た目に。
この撥水ダウンを信頼出来る方ならシュラフカバーを不要にして装備軽量化の道もありますが
ただ温度域で他社比較すれば重量はかなり重めになるんで軽量化メリットは実際大して無いです。
(**オクトス掲載値目安:ナンガweb掲載値はオクトスの実測値?に対して-50~60gの差アリ)
シュラフカバーを装備から外す覚悟が有るなら「コスト的」には大幅に削減出来る点はメリット。
シュラフカバーを外す覚悟の無い方なら正直UDD BAGチョイスするメリットを私は感じません。
まぁとにかくネットショップ等でのナンガの温度域表示には十分ご注意ください。
UDDやオーロラはEN13537に対応してますが、ネットショップ上ではリミットとEXTのみの記載で
コンフォート数値は完全にスルーされております。店舗では知りませんよ。
私の知る限りではこの表示の仕方は他に記憶に無く、これはもう完全に印象操作狙ってるとしか。
「快適温度」としてリミットのみを記載する事に私は非常に真摯ではない姿勢を感じてしまいます。
ナンガwebでは確認出来るコンフォートを下記では併せて掲載しています。印象大きく変わるんでは?
コンフォートとリミットを表示するダウンハガー、
コンフォートとリミットの間の温度で「適応温度」として表示するイスカエア、
リミット温度を「快適温度」で表示するナンガUDD/オーロラ。
えっ!??ですよね。
**オクトス販売分が一時期30%オフで売っててその水準ならおすすめでしたが、
エントリ時の20%オフでは性能比でのお得感弱いんで他購入がベターでしょう。
ナンガ/オクトス オリジナルUDD BAG 280DX(オクトス・コンプレッションバッグ6L付)
**イスカエア180X・ダウンハガー#5相当
表生地:15dnナイロンシレ撥水加工 裏生地:15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造:シングルキルト構造 フィルパワー:770FP
ダウン量:ショート・レギュラー/280g ロング/300g
総重量:約600g(レギュラーにて計測) 収納袋:51g
収納サイズ:φ14x34cm(コンプレッションバッグ非圧縮状態)
ショートサイズ:最大長203cmx最大肩幅80cm(身長165cmまで)
レギュラーサイズ:最大長210cmx最大肩幅80cm(身長175cmまで)
ロングサイズ:最大長228cm×最大肩幅85cm(身長185cmまで)
温度域:T comf:8℃ / T lim:4℃ / T ext:-10℃
定価:レギュラー・ショート29,808円/ロング31,428円
ナンガ/オクトス オリジナルUDD BAG 380DX(オクトス・コンプレッションバッグ10L付)
**イスカエア280X・ダウンハガー#3相当
内部構造:台形ボックスキルト構造 下面:シングルキルト構造 フィルパワー:770FP
ダウン量:ショート・レギュラー/380g ロング/400g
総重量:約740g(レギュラーにて計測) 収納袋:60g
収納サイズ:φ17x35cm(コンプレッションバッグ非圧縮状態)
温度域:T comf:3℃ / T lim:-2℃ / T ext:-18℃
定価:レギュラー・ショート34,452円/ロング36,072円
ナンガ/オクトス オリジナルUDD BAG 450DX(オクトス・コンプレッションバッグ10L付)
**ダウンハガー#3と#2の中間程度
内部構造:台形ボックスキルト構造 フィルパワー:770FP
ダウン量:ショート・レギュラー/450g ロング/470g
総重量:約885g(レギュラーにて計測) 収納袋:60g
付属品:ショルダーウォーマー 収納サイズ:φ17x37cm(コンプレッションバッグ非圧縮状態)
温度域:T comf:1℃ / T lim:-4℃ / T ext:-21℃
定価:レギュラー・ショート38,880円/ロング40,500円
オーロラlight350DX(防水透湿シェルでシュラフカバーは完全不要に)
**旧品ダウンハガー#3相当
ショート レギュラー ロング
表生地:20dnオーロラテックス 裏生地:20dnナイロン 収納サイズ:直径約13x25cm
内部構造:シングルキルト構造 中綿重量:ショート・レギュラー350g(760FP)
温度域:T comf:5℃ / T lim:0℃ / T ext:-16℃ 総重量:レギュラー750g
定価:レギュラー・ショート32,292円/ロング33,912円
オーロラライト450DX**ダウンハガー#2相当
ショート レギュラー ロング
内部構造:上面 ボックスキルト構造・下面 シングルキルト構造 収納サイズ:φ14x30cm
ダウン量:ショート・レギュラー450g 総重量:レギュラー865g フィルパワー:760FP
温度域:T comf:0℃ / T lim:-5℃ / T ext:-21℃
定価:レギュラー・ショート37,692円/ロング39,312円
以上が2015年現行モデルでの山岳用ダウンシュラフ主な定番品かと思います。
続いて最近めっきり減った通常入手可能な割安品のご紹介。
オーロラは快適温度でリミット、それ以外は快適温度に+3~5℃程度でリミットとみていいでしょう。
現在最も倹約派が飛びつくべき通常販売モデルはこちら。
オクトス別注のナンガスウェルバッグが以前の割安価格から更に一段安で激安になってます。
高品質な760FP使用でこの価格はダウン高騰以前の価格水準ですから現状では破格ですね。
在庫無くなればこちらは販売終了かと。現在価格は多分最終処分価格じゃないかな。
廃盤モデルで旧世代設計ですが内部構造は各クラス上記UDD BAGと同様の構造。
単品売り1580-1780円の防水コンプレッションバッグが収納袋として付属。
別途圧縮バッグ購入を検討されてる方でしたらこちらも相当割安になるのでオススメ。
防水圧縮バッグは著名メーカー物だとお値段かなり張りますしね。
ナンガ/オクトス スウェルバッグ280DX
素材:20dnナイロンシレ撥水加工
国内洗浄ヨーロピアンマシンピックホワイトダックダウン90%フェザー10%
復元力: 760FP(フィルパワー) 内部構造: シングルキルト構造
収納サイズ: φ13×20cm(ナンガ社収納袋に収納した場合)
※収納袋は弊社防水コンプレッションバッグが付属します。
重量: ショート:576g / レギュラー:585g / ロング:635g / 収納袋:51g
ダウン量: ショート・レギュラー/280g ・ ロング/300g
使用温度: [快適使用温度] -2℃~[使用可能限界温度] ~-7℃
ナンガ/オクトス スウェルバッグ380DX
280クラスでは不安だが450クラスは収納嵩張り重くてイヤなんて方に大変おすすめのクラス。
素材: 20dnナイロンシレ撥水加工
国内洗浄ヨーロピアンマシンピックホワイトダックダウン90%フェザー10%
復元力: 760FP(フィルパワー) 内部構造: 上面ボックス 下面 シングル構造
収納サイズ: φ13×25cm(ナンガ社収納袋に収納した場合)
※収納袋は弊社防水コンプレッションバッグが付属します。
重量: ショート:698g / レギュラー:713g / ロング:759g / 収納袋:51g
ダウン量: ショート・レギュラー/380g ・ ロング/400g
使用温度: [快適使用温度] -4℃~[使用可能限界温度] ~-10℃
ナンガ/オクトス スウェルバッグ450DX
素材: 20dnナイロンシレ撥水加工
国内洗浄ヨーロピアンマシンピックホワイトダックダウン90%フェザー10%
復元力: 760FP(フィルパワー) 内部構造: ボックスキルト構造
収納サイズ: φ14×30cm(ナンガ社収納袋に収納した場合)
※収納袋は弊社防水コンプレッションバッグが付属します。
重量: ショート:848g / レギュラー:860g / ロング:917g / 収納袋:60g
ダウン量: ショート・レギュラー/450g ・ ロング/470g
使用温度: [快適使用温度] -7℃~[使用可能限界温度] ~-15℃
付属品: ショルダーウォーマー付
山渓別注ナンガ オーロラ450DX オールブラック(760FPモデル/旧世代設計)
単体での重量有りますが防水透湿ボディでカバー不要を考慮すれば納得でしょう。
同クラス同ダウン量のノーマルな山岳用シュラフで800gオーバー普通ですから。
ただ値上げに次ぐ値上で以前ほどのCPの高さは感じられなくなってきましたが。
表生地:オーロラテックス、裏生地:40dnナイロン 内部構造:ボックス構造、
ダウン量:450g(国内洗浄ヨーロピアンマシンピックホワイトダックダウン90-10%)
フィルパワー:760FP、収納サイズ:φ17×29cm、
付属品:ショルダーウォーマー付、総重量:約1000g
リミット[使用温度]-5℃ エクストリーム[使用可能限界温度]-22℃**表記クラスが他とは違うので要注意
山渓別注オーロラDXに280クラスが新登場。16,800円とめっちゃ頑張ってますコレ。
ラクーポンで実際15,800円とか!!2体一緒に替えば1体15,300円とか!!
・表生地:オーロラテックス
・裏生地:40dnナイロンタフタ
・構 造:シングルキルト構造
・羽 毛:DX(ヨーロピアンホワイトダックダウン90-10)
・羽毛量:280g
・収納サイズ:直径15×25cm
・総重量:約840g
・コンフォート[快適使用温度] 8度 リミット[使用可能限界温度] 4度**何故か正しい表記に
山渓別注オーロラよりもお高めになりますが、さかいやでは軽量化されたオーロラライトのセール品が
定期的に入荷してきてるので、軽さも求めたい方にオススメ。カバー不要で軽量化効果抜群ですYO!!
**2017.3月に350DX/450DXで新色追加。
350DX~600DX迄の現在購入可能なさかいや別注モデルは以下リンク先で表示されます。
→→
さかいや別注ナンガ オーロラライトシリーズ現在ナチュラムでは通常販売分はこの辺のみかな
2015秋冬で新作別注モデル登場
760FP350g使用センタージップ仕様のオーロラモデル。シュラフカバー不要。
これに限らずEN13537準拠ではない独自の温度域表記はあてになさらぬよう。
ヤマケイ別注オーロラの280と450の中間クラスこそ欲しいという方にオススメ
2016には久々にセンターZIPバック350DXも復活。
防水透湿ではないノーマルシェル採用で760FPダウン使用。
センタージップが売りですが山渓でなら450DXで実質17,800円ですからねぇ。
ただ280じゃ不安だが450クラスは重く嵩張るからイヤって方には絶妙な350クラス。
そしてスリーピングバッグとセットで用意する方が多いシュラフカバー。
ゴア製はお高い上に重さもそれなりにあるので、3シーズン用途では非ゴアで軽いのが人気かな。
基本エマージェンシー用ですが透湿性有したエスケープビヴィはシュラフカバー用途としても人気。
あくまでもエマージェンシー用ですからヘビーユースされる方には耐久性的にTOO MUCHかも。
透湿性能についても過大な期待は禁物でしょう。それでもジッパー付で安値で狙えるなら魅力的。
日本定価水準なら下記から他のをチョイスが賢明。耐久性は高くないでしょうから定価でなら割高です。
左がノーマルモデルで241g/2色、右がデザイン簡略化した軽量モデルで重量なんと156gと桁外れの軽さ。
ライトの方はジッパーも省略されてます。
モンベル PLTX.スリーピングバッグカバー
ジッパー無しですが250gでこの価格。イスカ非ゴア物が1万近くなった今有力な1本。
モンベル ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー
180gと超軽量ですが2レイヤーにより単体使用不可でちょっと使い勝手は悪いかも。
冬用シュラフに対応するワイドモデルでも190g、ワイド&ロング235g。
イスカ ウェザーテック シュラフカバー 非ゴア3レイヤー410g
プロモンテ 3レイヤーシュラフカバー 非ゴア3レイヤー410g
イスカ ゴアテックス シュラフカバー ウルトラライト 3シーズン用380g
イスカ ゴアテックスシュラフカバーウルトラライト ワイド 冬用シュラフ対応ワイドモデル410g
重くて高いですが安心の3レイヤーで定番人気。
モンベル UL.スリーピングバッグカバー ゴアテックス2レイヤー225g
単体使用不可。軽さは魅力だが透湿性は3レイヤー物より劣る模様。
シュラフネタなんでついでにシュラフマットについて以前まとめたものをこちらにも貼っておきます。
無雪期でも寒冷時期には地面の冷えを遮断する為のマットチョイスが大変重要になります。
現在主流のEVA系とインフレータブルマットのみで、リスキーなエアーマットはここでは除外。
サーマレストはR値で断熱性が数値化されててこの辺流石。日本メーカーも追随しようよ・・・。
シュラフマットは倹約派にはEVA系マットが定番。安くて耐久性高いが嵩張るのが難点。
登山では軽量化・収納性から120-130cm程度が主流で快適性求めるなら150~身長に合わせて。
快適性追求すればするだけその分重量と収納性は嵩んでいく点はご留意を。
軽量・廉価でスタンダードなロールタイプ
外付けが主流ですがザック内に余裕あれば淵周りに沿って収納するって手も。Rサイズでは厳しいですが。
サーマレストRidgeRest SOLite R値2.8
レギュラーサイズで快適に一人で使うも良し、90cm x 2に切って二人で使うも良し。
S(122cm/260g) R(183cm/400g) Solar R(R値3.5に高めたモデル183cm/540g)
アルミ蒸着無し廉価モデル。値上げの嵐で割安感から今後日本ではこちらが圧倒的になりそうですな
リッジレスト クラシック R値2.6
S(122cm/260g) R(183cm/400g)
→→
★リッジレスト@楽天★ジャバラ式でロール式のように丸みの癖が付かず人気。収納もロール式より多少コンパクト
Z Lite Sol R値2.6
S(130cm/290g) R(183cm/410g)
アルミ蒸着無し廉価モデル。レギュラーサイズのみ
Z Lite R値2.2
R(183cm/410g)
→→
★Z-LITE@楽天★サーマレスト高けーよっつー方にはこちらのZ-LITEパクり商品安値時狙いで。長けりゃ切って。
耐久性の低さ指摘する声も多く安物買いの銭失いになる可能性も。
耐久性も求めるなら嵩張りますがリッジレストクラシックが廉価で賢明なチョイスかと。
**'15年からの新顔BUNDOKのは激安かつ耐久性も悪くないようで今後はこちらが激安品大本命かも。
キャプテンスタッグ EVAフォームマット182cm/270g
ロゴス Z-nanoマット・ソロ 182cm/350g
BUNDOK キャンプ フォールディング マット 180cm/315g(**60cm幅)
外付けは安全面から敬遠、且つザック内に収まるサイズ求めるならセルフインフレータブルマットを。
半自動膨張で楽ちん&収納性高いですが、破損・故障リスクがそれなりに有り&ちょい重めなのが難点。
登山使用でのセルフインフレータブルマット定番プロライト。標準的な厚さ2.5cm。R値2.4
THERMAREST ProLite R値2.2(2015多少仕様変更有り税込みS/14040円 R・WM's/15660円に)
S(119cm/335g) R(183cm/480g) WM's(168cm/480g)R値3
寒がりな方には3シーズン使用での最強マットはこちらでしょうか?厚さ3.8cm。
女性用スペシャルモデルのプロライトプラスはR値4.6とずば抜けてます。
ただ暖かさや快適性求めるとその分だけ重く嵩張るようになっていく点は頭の片隅に。
THERMAREST ProLite Plus WR女性用 R値4.2(2015多少仕様変更有り税込み17280円に)
168cm/570g
プロライトプラス R値3.4(2015多少仕様変更有り税込みS/15120円 R/17280円に)
S(119cm/400g) R(183cm/570g)
→→
★サーマレスト プロライト&プロライトプラス@楽天★プロライト高すぎるだろ!って方はNEMOやイスカ、プロモンテ等購入されてると思いますが、
軽量タイプはR値高くないので寒がりな倹約派の方ならトレイルスカウトが有力候補に。
プロライトプラスSと重量もR値も同じながら収納性と厚みの違いだけでこの価格差に。
119cm/400g/R値3.4
→→
★サーマレスト トレイルスカウトS@楽天★重い割には人気のモンベルのこちらは寝心地が良かったりするんでしょうかね?
ピロー接続出来る仕様は枕必須派なら魅力的。
U.L.コンフォートシステム パッド
120/415g 150/520g
中々値が張るセルフインフレータブルマットで廉価なの求めるならダンロップ傘下で安心の
プロモンテ(PuroMonte) エアーマット 105/275g・120/310g・135/360g・150/380g~
**2014年のリニューアルで超軽量化され倹約派の山岳用セルフインフレータブルマット大本命に
小刻みなサイズ展開も素晴らしい。
山渓は4000円以上で送料無料+P10倍でさかいやよりお得です。**エントリ時点
→→
★プロモンテ エアーマット@さかいや★→→
★プロモンテ エアーマット@山渓楽天★アマゾンでも安売り品充実してきてます。
そして定番ではないですが、我々が2016年から導入するUL時代ならではのマット2枚使い。
それぞれ単品だと一般テン泊者には心許ないが、セット使用すれば途端に魅力的な製品に。
結局Ozoneも買ってしまいました・・・。レビュー見てて欲しい気持ち抑えられなかった・・・。
楽天ではみかけないレベルでの安値水準続いてるKLYMIT INERTIA-O zoneイナーシャオゾン
枕付き本体重量346gで現在大変評判の良いエアーマット。レビューでご確認を。
日本定価は高すぎて話になりませんが現在の1万前後台ならUS相場考慮してもアリな価格です。
これだけではパンクリスク高すぎて不安なのは一般テン泊者なら当たり前なんで、
エバニューEXPマット等でセット組めば安心。それでも重量は99なら450g以下で収まります。
他120や180もあるのでお好みで。180を切って二人で使うのもアリですが今安いのないですね。
EXPマットは山と道系の薄め超軽量ロールマットで99で実測80gちょい程度。
ちょっとした事で表面傷だらけになりますが使用には問題ないのでかまへんかまへん。安いし。
Z-LITEや軽量セルフインフレータブルマットの120サイズ使用時より150g重くなりますが、
それで快適な寝心地とバックアップある安心感獲得出来るなら。
収納も嵩張る事無く、UL系の方のようにザック内にロールマットもパッキング出来れば外付けにもならず。
無雪期でならテント内ではEXPマットで過ごし、寝る時にはシュラフ内にエアーマット装着して。
もしO ZoneパンクしてもこれならEXPマットで最低限のクッション性は確保出来るのが大きいです。
まぁいきなりこれより定番のサーマレストやセルフインフレータブルをまず経験してからでも良いと思いますが。
エバニュー EXPマットUL99/120/180
最小80gでエアーマットに保険かけられる一般テン泊者の心強い相棒
180サイズを半分に切って二人分で使うのもお得です
MAGICMOUNTAIN シレックス カンチェンジュンガ195
マジックマウンテンからも同種の出ててこちら195cm(150g)ですから
二人分で切って使うならEXPマットUL180よりこちらの方がより長く取れるのでオススメ
穴部分塞がれたタクティカルモデルのreconも安くなってて1万切り。
赤は更に軽量化された新型ULモデルで基本的には日本限定。
今後更なる勢力拡大必至な最新軽量エアーマット群
先行してたTHERMARESTネオエアーXライト/Xサーモ、EXPED Synmat Hyperlite/Winterliteに続いて
今年はスキモノ界隈でヒット中のNEMO TENSORやSEA TO SUMMITの最新エアーマット群も登場してきて
インフレータブルマット(エアーマット)新時代に突入したわけですが、
ほとんどが1万台中盤~と高額でまぁ実際これらを購入するのは一部スキモノの方たちだけなのが実情かと。
因みにアメリカでは下記4社それぞれで性能同等なモデルでの価格差は最大でも$40程度。
それが日本では特大価格差発生しておるわけで本当に恐ろしいですね苦笑。
そして日本での価格設定が相当良心的なEXPEDやSEA TO SUMMITのマットよりも
超割高なTHERMARESTやちょい高のNEMOの方が明らかにポピュラーなのは代理店の力の差なんでしょうかねぇ・・・。
EXPEDは私も大好きなメーカーなんでもっと頑張って欲しいな。頑張って!代理店アクシーズクイン!!
SEA TO SUMMITはご当地オーストラリアでの価格帯は分かりませんが、
欧米と日本での設定価格に大差ないものも多く一部製品除いて割りとユニバーサルな感じの価格帯なんで
ロストアローに代理店変更になるからといって大幅に設定価格下がるって事はないかもしれません。
キャラバン代理店時代のエアーマット価格はロストアローもビックリ!US価格と大差ない水準でした。
NEMO テンサー20(R値未公表/4~-1℃で推定R値2.5前後?)S:122cm/240g R:183cm/360g
NEMO テンサーインシュレーテッド20(R値未公表/-4~-9℃で推定R値4前後?)S:122cm/265g R:183cm/410g
SEA TO SUMMIT ウルトラライトインサレーションマット(R値3.3/-5℃程度?)S168cm/R183cm
**黄色のウルトラライトマットはR値0.7で完全な夏用
その他胴体部分2層構造のコンフォートライト、全身2層構造で1層パンクしても大丈夫コンフォートプラスの
インシュレートモデル(リンク右側2点)は高R値&ラグジュアリーな作りの分かなり重めに(S168cm/R183cm)
その他多数。保温材無しのウルトラライトマットは完全夏用、コンフォートライト・プラスは3シーズン用かな。
→→
SEA TO SUMMITエアーマット
Exped SynMat Hyperlite M(R値3.3)180cmサイズで350gとネオエアーXライトRに匹敵する性能でこの価格
SynMat WinterLite M(R値4.9)XサーモにR値劣るも必要十分&Xサーモより軽量405gでこの価格
THERMAREST ネオエアー Xライト(R値3.2(Womens3.9))S/R/L/Womens(168cm)
THERMAREST ネオエアー Xサーモ(R値5.7!!)R/L
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- 2016/03/14(月) 19:22:19|
- 山岳用中心寝具情報
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