
Outdoor Research シーケンスT S/S(日本定価4410円)
続いての登山ギアインプレはアウトドアリサーチのシーケンスT。
メリノウール12%混紡によりコットンの肌触りを実現した化繊Tシャツです。
謳い文句通りで正にコットンTシャツを着ているかのような着心地で素晴らしいです。
まだ大汗かくような状況では無いので速乾・消臭効果については不明。
そして、やはりメリノウール物をザックとダイレクトに接する着方で着ちゃうと
たった12%の混紡でもウールの宿命である毛玉・フェルト化はしっかり出ました。
やはり登山使用でザックのショルダーやウェストベルト等激しく擦れる部分では
1回着ただけで既にウールの宿命的症状が・・・。


これはもうどうしようもないですね。登山使用では避けられない事ですから。
毛玉出にくくするアンチピリング加工がこのTシャツにされてるのか不明ですが
加工されてたら毛玉の出来方はどうなんでしょうね?他のメリノ製品は未使用なので
私にはよく分かりません。登山使用ではさすがに出るんじゃないかと思っておりますが。
神経質な方は特にギアと干渉する部分でのメリノウール製品使用においては
該当商品インプレ等ネットでしっかり漁ってからにされた方がよろしいでしょう。
私は平気なので軽く毛玉取り処理しつつ着倒していきますが。
それに購入価格も海外通販送料込みで日本定価の半額近いですから精神的な痛みも無いですし!
定価で買ってるとブルーになりそうですね。
他の製品試してないので何とも言えませんが
メリノウール物はやはりベースレイヤーで着用し、その上に化繊Tなどレイヤードした形が
一番良いような気もします。それなりのお金出した物がすぐ毛玉出ちゃうのは悲しいしね。
ここ最近の登山シーンにおいて業界主導の匂いも無きにしもあらずですが
急激に見直されているメリノウール素材、消臭効果だったり汗冷えしにくい性質だったり
登山使用で大変メリットある素材だと思いますが、毛玉デメリットもよく考えてご検討を。
まぁとにかくこちらの製品はメリノウール比率はたった12%ですから
メリノウール比率がもっと高い物と同列に語ることは出来ないっつーのは大前提ですよ。
アンチピリング加工の有無だったり、メリノウール系大御所ブランドの物なんかは
そもそも毛玉になりにくいのかもしれませんし、メリノウールの持ち味犠牲にしてまで
毛玉出にくい加工施してるブランドもあるかもしれませんから、私のインプレだけで
くれぐれもご判断なさらないようよろしくお願いいたします。
ORのシーケンスTはザックと直接干渉する形での着用だとこーなりますよって事で。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/04/20(土) 16:56:49|
- ギアインプレッション
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0