
今年は珍しくハイペースで登山に出向いております。
まぁかなり近場となる鳩吹山2回含んでるからなんですがそれでも毎週ペースとか我ながらビックリ。
怠け者なんで今までは月一ペースですら怪しかったんですけどね。
無雪期の伊吹山は登山始めた2013年以来2回目。標高差1200m弱、往復距離12km弱で
コースタイムは上り3h20/下り2h30となり、登山体力診断に最適な百名山となっております。
富士登山の富士宮ルートに迫る標高差・往復距離で富士登山の予行練習として挑まれる方も多数。
最初の伊吹山登山では私がバッテバテなのにも程があるって程バテまくって散々だったんですが、
この3年で少しは成長した姿を大和武尊様にお見せすることは出来たのでしょうか?
通勤ラッシュ回避の為無駄に早起きし5時半出発、
空いてれば流れが早いR22-R21経由で7時半には伊吹山上野登山口駐車場に到着。
今回は登山口超えた先の200円駐車場に初パーキング。
本来は前回スタック時に助けてくれたおばちゃんの駐車場に停めなきゃいけないんですが、
冬では常パーキングとさせて頂きますので今回だけは見逃してねおばちゃん・・・。

それにしても200円Pに積雪時トライした私は典型的な冬道知らないダメドライバーでしたね。
登山口から先はかなり細い登り道になるんで冬にここに停めようとか無謀すぎました。反省。
先月の藤原岳同様、前夜にパン屋の見切り品で仕込んでおいた
ガーリックフランスや各種惣菜パンを炙りで温めて優雅に朝食済ませて8:10出発。

P脇の元ゴンドラ乗り場横を通る林道経由で1合目迄。
緩やかな林道だけに距離が結構有るんで上野登山口迄戻ってから登山開始した方が賢明なのかも?
そして1合目からお馴染直射日光浴びながらの登山となります。
出発前時点で既に暑くなる感ムンムンだったんで着てきたジオラインLSは脱いで、
ケシュアの激安多機能S/S Tee TechFRESH500 FREEZE1枚で登ったんですが、
腕に日焼け止めクリーム塗り忘れてエラい事になりました。
軽い火傷状態で痛いです・・・皆さんもくれぐれもお気をつけて・・・。
今回は前夜帰りが遅かった彼女を4時に叩き起こして連れてった影響か?彼女が絶不調。
ペースは全く上がらずかなりしんどそうで合目毎にしっかり休憩しつつの登山となり3合目で大休止。
まるで3年前の私を見ているかのようでありますが、行ける所まで行くというのでこのまま続行。

3合目には公衆便所アリ。

こーやって見てみると7合目途中~9合目迄は壁だな。
積雪時には小さく写ってる6合目直下避難小屋から稜線の窪んだ部分の9合目まで直登になるんですが、
今冬までには10-12本爪&アイスアックスも装備しなきゃいけねーのかな?って気になってきました。
チェーンアイゼンや軽アイゼンは当然、ツボ足&トレッキングポールだけで登っちゃう方もかなり居られますが。

5合目到着。

料金はこのようになっております。
相変わらずペース全く上がらずでかなりしんどそうですがまだ頑張るとの事。
私だったらとっくに断念してるだろうに私と違って頑張り屋さんなのであります。
激安品探すのなら人並み以上に頑張れるんですけどね私も・・・。

このように頑張っております。
伊吹山は登山口~3合目迄と7合目~9合目が頑張りどころであります。
それにしても4月なのに暑い暑い。Tシャツ1枚で登って大正解でしたよ。
後で軽い火傷で痛い目にあっておりますけれども。

何とか山頂到着。
今回これ程体調悪い上に林道経由で片道更にプラス1km程度は余計に歩いてますから、
コースタイム通りで山頂到達出来たのは我々にしては中々頑張りました。
健脚の方なら2時間前後、トレランの方なら1時間台前半で登っちゃうようですが・・・。
まぁ最初の伊吹山登山からすればめっちゃくちゃマシになってるんでこれでも満足満足。
先月の藤原岳ではとくに抜かされるような事もなかったんですが、
伊吹山ではトレランの方や健脚登山者の猛者たちを多数目の当たりにして敬服。凄いなー。
低山日帰りでは菓子パンやおにぎりのみの手抜き飯ばっかになってましたが、
久しぶりにストーブ使用してカップヌードルリフィルを先日メイクしたコンテナコジーで食します。
こんな温暖状況下ではコジーの保温性能チェックとか全く出来ないわけですが。
ほんとはカレーメシを火にかけずにコンテナコジーのみで保温調理チャレンジしてみたかったんですが、
賞味期限切れのリフィルが残ってたんで残念ながらカレーメシ保温調理チャレンジは次回持ち越しに。

そーいえば下に敷いてるタイベック製MACPACカタログですが2015年以降は作ってないっぽいですね。
今年も配布されるのかと一通り調べてみましたが昨年から特にそんな情報は見当たらずで残念。
そしてこれがヤフオクで出品されてて1000円だ1500円だで落札されてるのにはビックリしました。

590mlサイズのダイソースクリューコンテナでラーメン~カレーメシ系等には十分余裕有るサイズ。
最後まで温かいまま食せましたが、ここまで温暖だと別にコジー無しでも温かいままだったでしょうね。
リフィルとエアセルブロックスXSで携行したおにぎりでしっかり昼食取ってから、
彼女はそのまま椅子の上で横になり休憩し、私は山頂散策へ。

山頂は雪は当然全く無く、そしてウィンドシェル1枚羽織るだけで十分な陽気。
残念ながら遠望は全く望めず。遠望効けばこの方面には御岳・乗鞍・北アなんかが望めたはず。

ドライブウェイパーキングには大型観光バス6台停まっており、
その内山頂に大量に観光客来るのかとこの時には思っておりました。

山頂の売店小屋も観光地の小屋感全開であります。
富士山の山小屋なんかもそーなんですが、もうちょっと景観意識も持ってほしい気が・・・。
ヨーロッパアルプスの山小屋や欧米山岳観光地施設の素敵すぎる作りの画像とか色々見てると
山小屋に留まらず日本では観光地周辺施設の多くの作りが正直ちょっと・・・な感じしちゃいます。
そこら中にベタベタと貼られてる雑なポップや看板なんかもちょっと・・・だと思うんですけどね。
まぁ洗練とは無縁、無縁どころか拒絶ってのがアジアらしさって事なんでしょうかね・・・。
でもこれら山頂売店小屋以外の休憩所・避難小屋・トイレ等の多くは素晴らしい作りなんだけどな。
ひと通り散策も終え、彼女も休憩たっぷりで大分体調も良くなってきたようなので下山開始。
そして大型観光バス6台停車してた割りには山頂に観光客が大していなかった理由が分かります。

9合目~7合目の特に登山道狭い箇所にて学校登山の大集団と完全バッティング。
画像に写ってるのなんてごく一部ですよ。何せ大型観光バス6台の大集団なんですから。
多分200人近かったんじゃないでしょうか?(観光バス1台で30-40人程度は乗車してるでしょうしね)
登りのみの登山で下山はドライブウェイから観光バス下山出来る伊吹山の特徴活かした学校登山。
私達は下山ですから勿論登り優先で待機待機の連続であります。
もう30分早く下山開始してたらと悔やみますが悔やんでてもしょーがないですから、
頑張って挨拶地獄ともども学校登山諸君と対峙していきます。ちわーっ、っちーっすの連続。
中にはお疲れ様です!!なんて子も。体育会系の子たちかな?
我々のトレッキングポールや厚底トレッキングシューズを恨めしそうに見つめる子たちもチラホラ笑。
そして何とか声枯らすこともなく彼らを見送ることが出来ました。

午後になり湿度も下がってきたからか琵琶湖方面は少し遠望効いてて珍しくしっかりと確認出来ました。
画像ではイマイチですが肉眼ではもうちょっとしっかりと見えてて対岸の比良山系の山々も朧げに確認。

パラグライダーが鳥感ムンムンで優雅に飛んでおりました。
3合目辺りまでは二人共快調に下山しておりましたが3合目屋根付き休憩所で休憩した以降は
今度は私が膝横の痛みで急激にペースダウンし往路とは立場逆転に。
多分筋力不足なんでしょうが、ザムストみたいな膝サポーター導入も考えた方がいいのかな。
体を鍛える方向ではなくすぐに道具に頼ろうとするところが実に私らしい発想ですな。
**膝横の痛みで調べたら典型的な腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)の模様。
登山1週間前から尻部~膝にかけての靭帯ストレッチを心がけなければ。
後はテーピングも覚えておいたほうが良さそうですね。
で、下山は彼女は体調回復していたにも関わらず結局CT通り2.5h程度かかってしまいました。
林道経由で距離は大分長くはなっているかと思われますがそれにしても不甲斐ない結果です。
まぁでも私みたいな怠け者がCT通りで歩けてたらそれだけでもう十分って事にしておきましょう。
上野登山口から山頂往復で12km弱程度ですから林道だと14km近くになってると思いますしね。
自宅出発時にエアセルブロックスMに保冷剤入れて保冷しておいた炭酸ジュースとカフェオレは、
10時間近く経過した下山後でもしっかり冷えていてエアセルブロックスの高性能っぷりを今更認識。
装備は飲用+リフィル用で2Lづつ携行しパックウェイトは5kg前後でスタート。
体調悪かった彼女に背負わせるとか鬼ですが、テント泊山行の為にもここは鬼になってます。
勿論飲用水は彼女携行分から先に使用するという優しさも持ちあわせてますよ。
生地感は割りと厚みあるタイプで汗たっぷり吸い込みそうな感じですが、
ハニカムメッシュ構造の織りにより汗抜けは結構良さげで歩いている内に乾いていく感じはありました。
まぁ暑かったと言ってもあくまでも4月の暑さなんで7-9月本格的夏山ではどーなのか分かりませんが。
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- 2016/04/28(木) 22:24:36|
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