
**何かすげーデカいザック背負ってるように写ってますが30Lサイズですよ!!
月1回のペースで順調に登山こなしておりますが
今回は滋賀県と岐阜県の境にある伊吹山へ行ってまいりました。
低山ですが登山口が標高220mからのスタートで標高差は1157mと中々で
東海・近畿地方の方には富士登山の練習用にも人気の模様。
富士山と伊吹山の標高差と距離比較してみると
伊吹山:距離10km強-標高差1150m
富士山:富士宮ルート 距離11km-標高差1350m(吉田ルート 16km-1450m / 須走ルート 15km-1800m)
**富士山は剣ヶ峰までの距離。山頂までなら上記数値より距離は短縮されます。
と、西日本からの富士登山メジャールートは数値上ほぼ同等なんですよね。
正に伊吹山は富士登山練習にうってつけの山なんですが、高度が全く違うので
数値は同等でも高度障害等過酷さは別次元でしょうから同列視出来ないのは大前提。
前回の御在所岳での遅い登山開始を反省し朝5時に自宅出発、
御在所岳への下道ルートではR23利用で早朝から思わぬ渋滞に遭遇したりで
色々下手打ちましたが、今回の伊吹山への下道R22-R21利用では
全く渋滞箇所もなく絶えず高速巡航で予定より30分早く6時半前には到着。
なので近くの道の駅の様子見に行ったりしてから登山口近くの駐車場へ。
登山口目の前の駐車場は1000円ですが、その周りはほとんど500円です。
登山口近めでしたが先着は若いカップル1組のみで平日のありがたみを実感。

今回トレッキングポール初使用。長丁場ですからこれだけは前回みたいに
忘れちゃいけないと前日からしっかり準備。
ポールと機能性タイツとアミノバイタルプロの疲労軽減3種の神器フルセットで
臨む予定でしたが、今回はアミノバイタル忘れました・・・。
伊吹山登山で私みたいなタイプは絶対忘れちゃいけない物の一つなのに。ショック。
今回は筋力不足を補うあらゆる手段を駆使しなければと思っていただけにヤバいです。

移動時の足元はTEVAハリケーンXLT。下山後に履き替える時は至福の時。
準備中に駐車場のアスファルトに先日キンブルで買ったプラボトル落としいきなり破損。
2本有るし予備の水・スポーツドリンク粉末も有るんで問題ないですがスタート前から不吉な予感。
実は今回は徹夜明けでの強行。典型的夜型人間で普通の時間帯にはまず寝れないんです。
前回の御在所岳も2h弱の睡眠時間で最初からすげーしんどかったですから今回も不安。

準備整え、神社から脇の登山口へ。


7時登山開始、1合目までは植林帯で距離900m標高差200m。中々しんどい。
2合目~3合目はゲレンデ沿いの登山道を歩きますがこれまた中々しんどい。
1合目~3合目は距離も結構有り総じて中々しんどい感じなんじゃないでしょうか?
健脚の方を除けば。

3合目付近から麓を望む。曇り予想でしたが青空も結構出てる感じ。
朝方で麓はまだモヤってますが。

3合目から山頂も確認できます。晴れてますが山頂付近には厚めの雲。
徹夜明けでも前回よりはまだイケる感じは有って取り敢えずは一安心だったんですが
それでも中々しんどい3合目までで大分バテて3合目で大休止。してる間に
偶然同日1h遅れでスタートしてた私のDJのワンフーでもある子のグループに追いつかれます。
彼らにアミノバイタル系高値で買うよと交渉しますが誰も持参してないっ!若いってイイな!
4合目からは距離も大分短くなり6合目位までは順調に進みます。
まぁ休憩多すぎ&超長すぎでトータルのCTからは既に大幅に遅れてますが。

5合目で今度は私が知り合いに追いつきます。
ですがここで又私は大休止で彼らは順調にとっととお先に進みます。


5合目の大休止終えて再び進みだす頃には山頂の雲も大分薄く。
彼女も当然ポール初使用。私は最初から結構効果的に使用出来た感有りましたが
彼女が上手く使えてたかちょいと気になる。
トレッキングポールって初心者には中々上手く使えない物らしいですからね。
そして上手く使えないとただただ邪魔なだけですからコレ。
で、私ロン毛で登山時には割と鬱陶しい思いしてますが
被り物似合わないので登山用ハットも中々買えずにいたんですが、
今回割と額から汗タラタラこぼれてくる状況で急遽汗止め目的でバンダナを頭に。
男臭い玄人臭醸し出すバンダナ巻は小っ恥ずかしいので早急にハットを購入しなければ。

5合目と6合目の途中から麓を望む。

曇り予報だったのにかなり晴れててラッキー。
まぁ伊吹山は1合目以外は日除け出来るコースが皆無なので
暑くなってきたら雲天こそが絶好の登山日和であると思われますが。
この時期でさえも下山時の昼過ぎには日差しが中々厳しかったです。
そして比較的楽だった4合目~6合目も通過し
いよいよ割と急登でハード目になる7合目~山頂へ。
この辺はもうヘバってて看板位でしか写真も撮ってなかったです。


CTタイム通りならもう既にこのような青空の下、山頂に到着して飯食ってる頃合でしょう。
で、今回も大幅にCTより遅れて山頂ようやく到着。遅いから再び山頂曇っちゃってたよ!


人もチラホラ程度で落ち着けます。伊吹山は若い子多いなーって印象でした。
で、山頂で昼食取りましたがそこそこの強風で山頂にガスが吹き上がってくるんで
ストーブの火が結構消えちゃって準備にちょいと往生コキました。
てんやわんやだったので写真も撮れず。

立派な日本武尊像と違い謙虚でひっそりとした一等三角点。

三角点近くから麓を望む。ガスりまくり。

立派な日本武尊像前でちょうど居合わせた知り合い軍団に撮ってもらう。
知り合い軍団は我々より1h後にスタートし1h早く山頂到着。
彼らはCTよりもお早い健脚軍団でした。
私はちょっと異常に多く&長く取りすぎる休憩何とかしなきゃと思ったです。
大人になってからのスポーツ歴なんて10代後半~20代後半までやってたスノボ位ですから
もう圧倒的に体力無いんでしょうねー私。体力アップまじで考えなければ。
あと、私はテント泊訓練の為、日帰り低山でも敢えて装備は10kg前後にしており
今回も御在所岳もそれで登ってますが、それも問題有るんでしょうね。
ザックが良い物ですから背負ってても10kgの重さは余り感じないのですが、
そうは言ってもまずは基礎体力くらいアップしとけっつー話ですよ。
まぁそもそもポッチャリが止まらないのが大問題であって10kg位減量もしろよっつー話。
話変えて、先日ゲトったこのMARMOTのサコッシュ早速使用しましたが
サコッシュいいですねー。ボチボチのサイズでドリンクまで容易に入れる事が出来て
それでもシュルダーハーネスによってある程度ホールドされてるので大して振れる事もなく
非常に使い勝手が良いなと思ったです。ショルダーを最短にしておけば
急登時にも足に当たらず邪魔になりません。使用後洗いましたが撥水性も高かったです。
ドライブウェイで直通の山頂だけに売店も多数でしたね。

3合目や5合目にあった自販機で500mlペットボトル200円位でしたから
山頂でのこのお値段は割安に感じますね。到着後たまらずコーラ購入でガブ飲み。冷えてて最高。
軽く食事取りたっぷり休憩もし13時過ぎには下山開始。
しかしここらでデジカメのバッテリー切れて予備も持ってきて無かったんで撮影終了。
iPhoneでちょっとだけですが撮っておきました。

下山時には麓のモヤりも消えて水田や琵琶湖もキラキラだっただけにバッテリー切れ残念。
下山では最初順調で調子に乗りすぎた為、後半は完全にヘバって辛かったなぁ。
結局下山も大休止何度かしてCT大幅に上回ってしまいました。
6合目から下の道のりはホント長く感じて辛かったので、私のように子供じみた調子の乗り方は
私のような初心者の皆さんはくれぐれもしないように。
今回は前回の御在所岳のように下山でロープウェーに頼るとか出来ませんから
頑張って朝早くから登山開始しといて良かったです。
そして伊吹山は登山靴のテストにはうってつけの山でした。
それなりの標高差と距離を体験出来るので爪当りや靴擦れ等の確認にはもってこいでしたね。
結果、私は爪当りは下り中たまにある程度で爪のダメージは全く無く、靴擦れも無く一安心。
彼女もちょっと懸念してた部分で痛みがあったようですが全然我慢出来る程度のようでした。
この収穫は大きいですね。取り敢えず2人共モンベルの登山靴でしばらくは行けそうです。
って感じでヘロヘロ満身創痍の身になり登山中には更に20歳位老け込んでましたが、
下山しちゃえばこっちのものでパワー復活。
徹夜明けでの登山後なのに張り切って登山後レジャーを満喫します。
伊吹山周辺ではあまり温泉も期待出来ないので
養老に寄って温泉入ってから養老焼肉街道で焼肉夕食ってプラン練ってたんですが
源泉かけ流し温泉でゆっくり疲れを癒すっつー時間的余裕は無くなってしまったので
温泉泣く泣くカットして、安くて美味い焼肉ロードの中でも更に一段安くて超絶人気の
藤太へだけ久しぶりに寄ってまいりました。
パワー復活とは言っても疲れてて脳みそは回転鈍かったんでしょう。
オーダーはちょいちょい選択ミスしちゃいましたね今回は。

右下:上カルビ2人前(1人前580円) 左:上ロース2人前(1人前680円) 上:タン塩780円
上カルビは1人前で良くて他のオーダーするべきだったし、
タン塩は特選じゃなきゃダメなのにノーマルオーダーしちゃってたし。
まぁノーマルでも厚切りでいいんですが、ここのタン塩は特選必須です。
特撰より上位では確かタンでも冷凍じゃなく生のが出てきたはず。しくじったな。

左:特選ホルモン(プリプリッ♪500円) 右:上ロース(厚切りで甘くて柔らかくてウマウマ♪)
その他がっつりご飯もの系と彼女大量のビール摂取でお会計6140円。
藤太はその辺にある焼肉チェーン店と変わらない値段で美味しく焼肉頂けます。
今回は極上系はオーダーしなかったので更にその辺の焼肉屋プライスに。
(上カルビ・上ロースクラスでも余裕でお値段以上のクオリティです)
精肉店経営ですから高級~稀少部位も豊富で、この辺オーダーしてもかなり割安ですよ。
養老焼肉ロードで最もCP高い店求めるならこの藤太、クオリティ重視ならたきちでしょうかね。
名古屋方面から伊吹山登山される方は、下道派なら温泉や夕食寄らなくても
県道58-県道8の養老経由でのこのルートはオススメ出来るかもです。
夕方~夜早めの時間帯で渋滞一切無しで伊吹山から自宅まで戻れましたから。
夕方伊吹山から養老までで30分強、20時前後に養老出て名古屋中心部まで
非常にのんびり安全運転で走って1.5h弱でした。
メジャー下道ルートのR22-R21だと時間帯によっては超絶混雑必至ですからね。
と、徹夜明けでの登山でありましたが
登山以外は結構パワフルなおっさんなのでありました。登山こそが一番重要なんですが。
流石に帰路名古屋近くではちょいと運転してても眠たかったけど。
まぁとにかく登山後にゆっくり温泉で疲れ癒す時間も取れるくらいには
コースタイム縮めたい!!(切実)
沢沿いだったり水源把握した山行では最高レベルの軽量化武器に。
神経質な方なら雨水利用した小屋水や湧き水に使用するのもアリ。
超軽量コンパクトな最高性能ウォーターフィルター。
アウトドア定番、煙モクモク極太虫除け線香パワー森林香
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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/05/16(木) 17:08:58|
- 伊吹山
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