
戦後暫くの間、昭和時代中盤となってもただでさえ大変アクセスが悪い上に冬ともなれば
豪雪地帯の為完全に交通が遮断され正に陸の孤島な過酷な環境に置かれていたこの地域、
それゆえに奇跡的に集落が保存されてきた部分もある訳でしょうが
現在では(集落の方々の努力により)世界遺産認定もされ高速道路も整備され
日本有数の観光スポットと化し、白川郷は年間百数十万人もの観光客が訪れるまでになったそうです。
そんな平日の午前中からツアー客が押し寄せ、他府県ナンバーの車が大集合する人気観光地も
早朝なら観光客もほとんどいなくてまだまだ風情ある雰囲気を楽しめますよね。
そんな訳で深夜の大移動となるんですが、元々余り寝ないタイプなんでこーゆーの全然平気です。
どっちかっつーと道も空いてるんで喜び勇んで深夜から出掛ける感じです。
名古屋から白川郷へは170km程度、深夜出発で順調に行けば高速利用で2h、下道でも3h強程度。
つい数十年前までは陸の孤島なんて言われてた白川郷も現在では下道でのアクセスでも深夜出発なら
3時間強で到着できちゃうんだなぁ。まぁこれは夏の話で冬の下道アクセスとなると大変そうですが。
っつー訳で毎度嫌がる彼女を日本男児ここにあり!って感じで強引に小脇に抱えいざ白川郷へ。
で、早朝5時過ぎには白川郷のかん町へ到着。涼しいし!朝霧出てるし!早速テンション上がりました。
最初の写真はピント甘かったですが・・・。
(名古屋方面から深夜下道トライは2012/10/12迄御母衣ダム周辺R156が平日朝5時迄全面通行止め要注意)

早速のこの21世紀現代に「日本昔ばなし」からまんま飛び出してきたようなランドスケープの出現に
ジャパニーズ・スピリッツがビンビン刺激されつつ、続いて大定番ビューポイントの
荻町城跡/天守閣展望台へと移動し5時半に到着。
この集落を見渡せる展望台には荻町城跡横に村が整備したと思われる無料駐車場と
民間の食事休憩処である城山天守閣の駐車場が隣り合わせてある訳ですが
当然食事等で城山天守閣を利用しない限りは荻町城跡の駐車場に車は停めるべきだと思います。
こちらも最近アスファルトで整備されたようですね。20台近くは駐車可能かと思います。
早朝に訪れた印象では城山天守閣の駐車場も普通に無料で停めれちゃう感じでしたが
ただでさえ抜群の展望を誇るこのポイントを私有地にも関わらず開放されてるんで
もし営業時間中にこちらに訪れる場合は是非休憩で利用させて頂きたい所存でございます。

まだ朝霧がちょびっと残ってますね。
いやぁ「日本に生まれて良かったー!!」と思わされるランドスケープですなぁ。
山あいから日が差す前の時間帯の白川郷俯瞰ショット。
ちょっとシックな色合いにてズーム

ちょっとシックな色合いにてモアズーム(これが私のカメラの限界・・・)

常田富士男さんと市原悦子さんのナレーションが幻聴で聞こえてくるレベルですね。(早朝なら)
早朝なんで彼らのナレーション幻聴に悩まされながら白川郷のメインスポット荻町地区散策へと出掛けます。
~日差しが降り注ぐ午前中の白川郷②へ続く
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- 2012/08/13(月) 03:12:00|
- 白川郷と周辺 Shirakawa-Go etc
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