白川郷の次は五箇山を周る予定でしたが、天気予報では明日は曇り空の模様。
明日寄る予定だった白水湖は曇天ではあのドラッギーな発色の湖面も望めないかも、
それなら好天で映えてるであろう白水湖へは今日行くべきと判断し
急遽予定変更で白山国立公園大白川園地の白水湖-大白川露天風呂-白水滝へと向かいます。
好天の合掌集落は白川郷でかなり満喫できたし、五箇山は曇天でもまぁいっかと。
白川郷周辺でどこかナイスな観光地無いかな?と探してて見つけたココ。
高山はそれ程興味ないし、奥飛騨・上高地は白川郷から軽く寄るっつーにはちょい遠いし
五箇山以外で中々見つからず悩んでましたが、いいスポット見つけれました。
白川郷周辺観光では著名な五箇山-白山スーパー林道と共にこの大白川園地オススメです。
(登山する方なら他にも色々選択肢は当然増えるでしょう)
ただここへのアクセス道となる県道451号はちょびっとハードな部分もあるので要注意です。
読み進んで貰えば分かりますが、車の運転が苦手な人には多少の苦難が伴うかもしれません。
9時前に白川郷出発、R156を10数kmほど岐阜県側へ戻り、道の駅飛騨白山を超えた先にある
県道451号へ入り再び10数km。この道、入口こそそこそこの道幅ありますが奥へ進めば進むほどに
まるでRPGのように難易度が上がっていくっつー中々ゲーム性の高い道でございました。
すれ違い無理な幅+無照明のトンネルに、ガードレール無かったり、簡易舗装がボロボロだったりで
中々スリリングな道路なんですが、白山登山へのアプローチ道らしく時間帯によっては
結構交通量あるらしいです。私が通った時はそれ程でも無かったんで助かりましたが、
こんな道でガンガン対向車来るとか勘弁してくださいよ。

何となく遊び心でハンドル切りたくなってしまうような気分になりそうな気もしてくる橋?的な部分。
落ちた人いないんでしょうかね?

橋?的な部分に車停めてすぐそのままドア開けて川に飛び込んでみるのもクールですね。
他の車が一切来なければの話ですが。

新緑に包まれて~っつーより、完全にジャングル彷徨ってる風になってますが・・・。
12月~6月位までと割と長い期間冬季通行止めになるみたいですこの道。

と、軽くアドベンチャー気分も味わいつつ、途中の白水滝も後回しにしつつで
無事終点となる白水湖(大白川ダム)手前の広い駐車場に9時半到着。白川郷から30分強程度でした。
県道451に入ってからはずーっと道なりに進んでればそのまま駐車場にたどり着くので大丈夫です。
この白水湖突き当たりの駐車場の手前にも、もう一つ駐車場はありまして
この二つでかなりの台数駐車可能なんで白水湖で駐車場に困るようなことはまずないと思います。
到着してみると中々ハードコアな道路だったくせに駐車場には結構な台数の車があって、
「えっ!うそっ!露天風呂大人気?」と焦りましたが、普通に全部登山者の車でしたね、はい。
駐車場手前から既に白水湖のドラッギーなコバルトブルー?エメラルドグリーン?の湖面が伺え
彼女に俺のこの機転の利いた判断がいかに素晴らしいかをコンコンと訴えるっつー
嫌われるタイプBEST10で安定して上位キープしそうな嫌な奴感露呈させつつ車を停めて湖畔へ向かいます。
湖畔へ向かう途中の湖への水路?から垣間見える光景が気分を一層盛り上げてくれます。

湖畔に出て上記の水路口を湖側から。いや凄い色ですね。何なんですかコレ。
爽やか夏用バスクリンCOOLどんだけぶち込んだんだ?って感じの色ですよね。
温泉成分の硫酸カルシウムの影響でこんなんになるらしいんですが、たまんないですねぇ。

湖畔先端から白水湖を望む。
このランドスケープ♪激ドープ♪ラッパー気取りで韻踏んでる訳じゃないです。


上の写真右手に小さく写りこんでる立ち枯れの木をズームで。
このコバルトブルーorエメラルドグリーンの湖面と立ち枯れの木のコラボは
美瑛の青い池や上高地の大正池を少し彷彿とさせますね。

誰もいない湖畔でたっぷりと絶景を味わった後は、絶景露天風呂の大白川露天風呂へ。
駐車場近くにあるロッジのお兄ちゃんに一人300円払ってから露天風呂へ向かいます。
このお兄ちゃんに聞いて他の車が全て登山者のだと分かりました。
だって「露天風呂は今は誰も入ってないよ」ですって!やった!絶景露天風呂が貸切状態!
大急ぎでこの中で生まれたままの姿となり露天風呂へ向かいます。

ヒャッホー!基本的に覗かれる心配も大して無いロケーションなんで
仕切りのようなものもなく湖がしっかり見渡せます。写真は男性風呂から。
女性風呂からの写真も彼女に撮っておいてもらえばよかったな。
女性風呂は男性風呂より一段高いところに作られててより覗かれにくい環境の模様。

上写真のベンチの方に出て立ち枯れの木方面を眺めます。

立ち枯れの木へズームアップ。

一通り撮影を終えてさぁ露天風呂を満喫です。嘘です、大して満喫せずすぐ出ちゃいました。
露天なんで当然なんでしょうが、葉っぱとか細かい何かが色々浮かんでるんですよね・・・。
実は私基本的に温泉好きじゃないです。同じ理由でプールとかもダメなんですよね。
変なところで潔癖の気があるんで色々想像しちゃってダメなんです・・・。
そーいやフェルプスも「僕たち皆プールの中で用を足しちゃってるYO!!」なんて言ってたね・・・。
**大白川露天風呂(大人300円/子供150円) 6:00~19:00(月・水・金は~18:00)
県道451号が開通している6月中旬頃~10月中旬頃の間のみ営業
硫黄泉(含食塩)。92.5度と高温の源泉のため白山の伏流水を加水してかけ流し
排水の関係から入浴だけで石鹸類を使用して体を洗ったりはNG
掃除は月・水・金と週3でされているようです
当然彼女も俺のそんな性格お見通しなんですぐ出てきてくれて手持ち無沙汰にならず助かりました。
彼女はノンビリ浸かりたかっただろうにゴメンだよ。
変な潔癖発揮してカラスの行水並みの入浴時間でしたが、ただこの景観には大満足であり
それなりにサッパリ&リフレッシュもして、続いては道中にあった白水の滝へと向かいます。
K451沿いにある駐車場に車を停めて、案内に従い山道を下り数分でビューポイントの一つへと到着。
この駐車場からは3つ程ビューポイントへのルート有りますが根性ないんで一番近い所を選択。
1963年に大白川ダムが作られ滝の水量がダムでコントロールされるようになった為
日本の滝100選には選ばれてないですが、さすが元々は日本三名瀑の一つと謳われてただけあって
凄い滝ですね。先日行った那智の滝に全く劣らない雄大な姿でありました。72mの直瀑。


9時半に白水湖到着し、湖-露天風呂-滝を満喫し時間は11時。
前ページで触れたように再びかん町のポイントへ寄って、昼食までの繋ぎに飛騨牛コロッケ食べつつ
金沢へ向かいます。昼食は今宵の宿泊地である金沢の近江町市場内人気回転寿し大倉と決めていたので。
~金沢~翌日の五箇山へと続く。
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- 2012/08/14(火) 13:46:08|
- 白川郷と周辺 Shirakawa-Go etc
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